コロナ禍が始まってから、
動画で様々な情報を得るようになり、
今ではすっかり私の日常の一部
になりました。
世界中から現地の情報を伝えてくれる
人たちがいて、日本のマスコミは一切
流さないような映像もたくさん流れてきます。
確かに、玉石混交ではあるものの、、
それでも得るものは非常に大きい、
と感じています。
逆に、そういう世界を知ってしまうと、
日本のマスメディアの偏向報道ぶりが
際立つというか、なんと目隠しをされて
生きてきたのだろうと思わざるを得ません。
日本では、マスコミ情報を信じる人の割合が
7割以上と、世界でも飛びぬけて高い
と言われています。
先進国ではまずないような、桁違いの高さで、
これは戦前戦後の歴史的経緯もあるようですが、
いまだにテレビや新聞は「天の声」なんですね。
とは言え、
テレビのない家、新聞を取っていない家庭も
増えてきて、その影響力は弱体化してきています。
そして、ネットで情報を得る人が
若い人たちだけではなく、高齢者と言われる
世代でも加速度的に増えてきています。
一方で、
ネット空間の情報検閲が厳しさを増していて、
YouTubeやFacebookでも、頻繁にアカウント
停止を食らったとか、1週間投稿できない
といった目に遭った方たちの阿鼻叫喚と、
復活後の真綿に包んだようなものの言い方、
隠語などが使われる状況に、いったい私たちは
どんな世界に住まわされているのか、
という忸怩たる思いがいたします。
今まで、ごく当たり前に保証されていた
と思われていたものが、いつの間にか消えていて、
これが新しいスタンダードなんです、と言って、
問答無用で強要される。
そういう世界に、すでに私たちは生きているのです。
基本的人権すら守られない、
自由な言論活動も、一部の人間が気に入らなければ、
容赦なく潰される。
一体、いつの時代の、どこの国の話ですか。
上っ面の建前だけ、きれいごとを言って、
個人の自由ですとか、法律で守られています
とか言っていても、実際に守られていない
現実があるわけです。
それを、建前を振りかざして
そうなっていますと言っても、
制度を運用する人間がその制度の趣旨を
捻じ曲げて、あるいは故意に無視して
国民をだますような真似をするのは、
一体誰への忠誠なのか。
スピリチュアルな一部の世界では、
今、世界の建て直しが行われているのだ
と言われています。
なるほど、建て直しというのは、
リフォームではないわけですね。
シロアリに食い尽くされた土台から
一掃しなければいけないわけです。
もう何十年、数百年前もから、
世界中のあらゆる人たちの間で、
地球規模で起こる大規模な変動への
警告メッセージは下りてきていました。
今は、その入り口なのでしょう。
最近日本で起こった熱海の土石流災害も、
調べていけば、ものすごくどす黒く
根深い闇がそこにあり、
その闇に容易に手出しができない
現場の葛藤や、利権に飲み込まれていく
人間模様が見えてきます。
日本中に恐ろしいほどの
ソーラーパネルが山林を切り拓いて設置
されている中で、山が崩れ、豊かな海が
死んでいく流れが加速しています。
そういう、太陽光発電事業を、
政府はこれからさらに推し進めようと
している現実。
そのパネルの原料は、
70%が「あの」ウイグル産だと言われます。
エコなエネルギーだと言われるものが
本当にそうなのか、私たちはよく目を凝らして
知らなければなりません。
あまりネガティブなことばかり
書きたくはないけれど、
こういう、今だけ金だけ自分だけの人間が
やることを、黙って見過ごしていては
ダメだと思います。
そういうことの積み重ねが世界中で
起こっていて、もう飽和点を越えたのだと
思います。
キューバや南アフリカでは、
既に食糧危機による暴動が起こっている
と報道されていますし、
こうして激烈な気候変動によって、
作物が育つ大地は、今までのようには
行かないでしょう。
コロナ禍が数か月で終わるだろう、
そうしたら元の生活に戻れる、
というわけには行かないのではないかな、
と思います。
私たち一人一人の外面的、内面的な在り方が
リフォームではなくて、建て直されないと
いけないのです。
自分の生活、生き方、考え方、優先順位などなど、
大前提だったものから、疑い、変えていく
プロセスがまだまだ続くでしょう。
思えば、戦後76年間、日本という国は
戦争をしておらず、大して考えなくても、
そこそこ平和に生きていけた時代を
過ごしてきました。
それはとても幸せなことでしたが、
今にして思えば、よく言われた「平和ボケ」
の意味がようやく分かってきたこの頃です。
自分で考え、自分で決めて、自分で責任を負う
という生き方を、私たち多くの国民は
してこなかったのです。
当たり前すぎるほどに当たり前なのだけれど、
私自身、まるでできていなかった、と思います。
しっかりと目を覚まして
この世界で起こることを見つめていきたいと思います。