来週17日（日）17時から毎月恒例の
満月のオンライン瞑想会を行います。
いつものように、
お一人お一人リーディングをさせていただき、
現在のエネルギー状態のチェックや調整、
アドバイスなどをしていきます。
今月は日曜開催なので、平日より2時間早い
スタートです。
ご興味のある方はぜひ、ご参加お待ちしています。
詳細はこちら。
⇒満月のオンライン瞑想会
さて。
山あり谷ありの人生、
心配をし始めたらキリがないけれど、
目の前のことを精一杯やっていたら、
過ぎてみればどうにかなっていた、
ということが結構多いのではないかな、
と思います。
私自身もヒーラー稼業を始めて13年目、
本当に色々あったし、始めた当初は
こんなに続けていけるなんて
思ってもみなかったけれど、
振り返ってみれば、多くの方々からの
励ましやお支えを受けて、本当に恵まれた
歩みであったな、と思います。
私なりに、未熟ながらも努力を続けてきて、
どうにもならなかったことはどうにもならないなりに、
それで歩みが終わるということはありません。
どうにもならない現実は厳然としてあるけれど、
私自身の歩みは、まだ続いているんですよね。
人生の様々な局面で、
もうダメだ。って思ってしまうこともあるのでしょうが、
ダメならダメなりの、「その次」があるわけです。
ダメというのは、自分が思い描いていた理想の
達成がダメになるだけの話で、その期待を
外れたところでまだまだ続いているものを
見ていないだけなのだと思います。
たとえこの人生が終わって肉体を失ったとしても、
私という意識の旅は続いていきます。
死んだ後も何かしら続きのストーリーがあって、
また肉体に宿って生まれて、生きて、死んで、
というたくさんの記憶が私たちの中には
眠っています。
私自身、ある人生で死んでいくプロセスの
生々しい記憶がありますし、その他、
古今東西の女性だったり男性だったりした
人生の様々な記憶を見てきています。
戦乱の時代の武士として生きて、
最後は戦に破れ、落ち延びて一人、
山中で死んでいったときも、
もはやこれまで。と思ったわけですが、
どういうわけか、今はこの現代で
ヒーラーとしてこんな風に生きています。
「もはやこれまで」を、今まで何度、
繰り返してきたのでしょうね。
終わる、というのは淋しさがあったり
ときには無念や悔しさのようなものも
あるのですが、何かが終わること自体は
悪いことではありません。
むしろ、ちゃんと終わらせてあげないと、
ちゃんと始められませんから、
いかに良く終えるかというのは、
いかに良く始められるか、ということに
直結しています。
良く終えるには、
毎瞬を生き尽くすことが
大事なのだろうな、と思うのですが、
それは決して生き急ぐことではなくて、
がむしゃらに何かをすることも、
全てを停止して休むことも、
その時在るべき姿で在り尽くす
だけなのだろうと思うのです。
人生の絶頂のときも、どん底のときも、
穏やかな幸せをかみしめている時も、
物足りなさや不安、焦りを感じながら
暗中模索している時も、
毎瞬を生き尽くすことです。
私たちは自身の人生の中で、
どれだけこの毎瞬を生き尽くすということが
できているでしょうか。
ほとんどが上の空とか、
何か別のことを考えながら片手間に
過ごしていることが多いのではないでしょうか。
ただ座って呼吸をしているだけの時も、
お風呂に入ってゆったりと湯船に浸かっている時、
日常のごく普通の食事をしている時など、
何でもない瞬間でも、
その体験を生き尽くすようなスタンスで
居ることが出来ます。
そんな風に生きている時、
私たちの人生はどれほど濃いものに
なるでしょうか。
何も、重要な会議に出席していたり、
仕事で最高のパフォーマンスを出しているとか
大切な人と夢の様なひと時を過ごしている
瞬間だけにしか、人生の醍醐味が
ないわけではありません。
どの瞬間からも醍醐味を引き出せる意識を
自分がどれだけ持てるのか、
ということなのだと思います。
そのようにして生きるとき、
不平不満や諦め、逃避などは
極めて起こりにくい感情やスタンス
になるのではないでしょうか。
私自身まだまだですが、
残りの人生、このことを意識しながら
どれだけ生き尽くすことが出来るか、
チャレンジしていこうと思います。