今の時代、どこか意図的に善悪の基準というものが
ぼやかされているという感覚が私にはあって、
この社会で、人として本当に善き人生を送ることに
混乱しているような印象がずっとありました。
多様性や本人の自主性を尊重するとか、
善悪二元論で裁くのはいけないとか、
人それぞれの事情があるとか、
色々と耳触りの良い言葉で
許してはいけないものを受け入れることを
納得させてしまうような「工作」が
なされているように思うのです。
このようにして、
何がやって良いことで
何がしてはいけないことなのかが
非常に判断がつきにくく、
戸惑い、混乱している内にいつの間にか
じわじわと道徳観が崩されていく。
そんなことが、今実際にこの社会で
起こっているのではないかな、
と思うのです。
そうしてこの社会は、たとえば
困っている人が居たら親切にしましょう、
というのが当たり前の行動規範だったのが、
知らない人には挨拶をしてはいけませんとか、
必要以上に人と関わらないように、
とか言う社会になってしまいました。
私が子供の頃は、
家族で旅行に行くとき、お向かいの家の方に
家のカギを渡して、何かあったらこれで
どうぞよろしくお願いします。と言って出掛け、
帰ってきたときにはお土産のお菓子などを持って
留守中、見ていただいてありがとうございました
とご挨拶に行ったものです。
そうして、楽しかった？良かったわね～とか言って、
その家の方も、快く笑顔で迎えてくださいました。
昭和5，60年代の東京下町の風景ですが、
そんなご近所づきあいがあったんですね。
みんながみんな、こうではなかったかも
しれませんが、今ではこういうお付き合いも、
いつの頃からか無くなってしまったな、
と少し淋しくもあります。
まぁカギを預けることはなくなっても、
今でもおかず多く作っちゃったからと言って
差し入れ持ってきてくれるおばさんとか、
お醤油切らしちゃったからちょっと貸して～！
とか言うお付き合いはまだ健在です。笑
日本は、基本的に信頼をベースに
人間関係を作っていく文化的な素地が
あると思います。
先日ご紹介した妙佛さんの動画をずっと見ていると、
https://www.youtube.com/channel/UCLC5Mv8VO-VM8wfrn1Twohw
改めて日本という国の優しく清い道徳観を
ベースにした社会というのが
世界でも稀有なもので、お金では決して買えない
貴重なものなのだというのがわかります。
話は随分飛びましたが、
今この世界では、多くの国で
人々の善良さが混乱させられ、
そうあってはいけないような価値観が
喧伝されているように感じるのです。
人にはそれぞれの事情があるから
踏み込んではいけないというもの
ある意味道理であり、
様々な価値観があって、
自分のものの見方だけで判断してはいけない
というのもその通りです。
人は人、自分は自分で相手の価値観を
尊重することも大事で、善悪で割り切れるほど、
世界は単純ではありません。
けれど、そういう価値観を取り入れるときに
最も大切なものが、すっぽりと抜け落ちて
これらの言葉をそのまま取り入れてしまうことに
ものすごく危険なものを感じます。
それは、自分が無いんですね。
自分は何を選択し、どう在ろうとしているのか、
という基準となるべき軸が抜け落ちています。
その状態で相手の価値観を受け入れてしまうと、
なし崩し的に自分が侵食されて行って、
私はそれは嫌だけれど、嫌というのは
何だか悪いことのように思えてしまうのです。
他者の価値観を尊重するとき、
自分の価値観も尊重されて初めて
対等のフェアな関係になります。
相手の価値観を尊重して
自分をないがしろにされることを許すのは、
自尊心がないか、何らかの要因で
それが許されない状態にあるということを
意味しています。
これを、日本の国で考えて見ると、
色々気付くことがあるのではないでしょうか。
自分の基準に照らして、
ダメなことはダメ、
自分はそれを望んでいない、
それ以上私の尊厳を侵害するなら、
こちらもそれを許すわけには行かない
ということを、自分自身の中心からの力をもって
明確に表明しなければいけないときがあります。
そのために、自分の中で明確な基準を持ち、
尊厳を守るための真の力が必要なのです。
というわけで、
今週の無料遠隔ヒーリングのテーマはこちら。
自分の中の善良さに基づく価値観を守るための真の力につながるよう、最高最善に働きかける
参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」
をご覧になり、
ご理解のうえ2022年3月23日（水）17：00までに
https://ssl.form-mailer.jp/fms/58a4e94a725369
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
ご感想はお申し込みフォームの
「無料遠隔ヒーリングのお申し込み・ご感想」
の件名を選択なさって第何回のご感想なのか
明記のうえ、送ってください。
（↑ご自身が受けた回数じゃないですよ～）