早いものでお正月ももう3日。暮れの疲れがここにきてどっと出て、やりたいことはあるのに寝正月です。(^^; 明日は新年最初のワークショップなので、ゆっくり養生することにします。ワークショップへの参加をご希望の方は、まだお席はございますのでどうぞご連絡くださいませ。
さて、昨日は暮れに購入しておいた新しいルドラークシャビーズと古いビーズなどをつなげて、取り敢えずのネックレスにしてみました。ルドラークシャというのは、金剛菩提樹の実で、とても霊的なエネルギーに満ちたアイテムです。
5つの筋の入った5面のものがほとんどなのですが、たまに面数の違ったものが出現します。面数によって値段も違いますし、それぞれに特有の意味があります。私は3面のマーラー(数珠)と、5面、14面は持っていたので、今回それ以外の2面から8面までを購入してみました。
ルドラークシャには取扱上の様々な注意事項があって、使い始めるのは月が満ちていくタームの月曜日が良いそうです。ですので、暮れに購入したものがやっとこのタイミングで身に付けられるようになったというわけです。
本当はシッダ・マーラーという1面から14面、そしてガウリシャンカラというビーズがそろったマーラーが欲しいのですが、まだ何となく私が持つには敷居が高いなという感じがするので、もう少し修行してからにしようと思っています。(^^;
たかが木の実ですが、身に着けてみると、エネルギー的に足りない栄養が満たされたような感じがして、癒されます。
ルドラークシャは、ヒンドゥー教シヴァ派のアイテムとされます。ヴィシュヌ派のアイテムにはシャーラグラーマという、アンモナイトの化石があり、質は違いますが、どちらもとても神聖な波動を持っていますね。
シヴァ派の行者さんの中にはほぼ裸で服を着ていない方もあるそうですが、服は身に着けていなくても、必ずこのルドラークシャを身に着けているのだそうです。それだけ、そのパワーが認知されているということなのでしょう。
こうした吉祥のアイテムを身に付けたり手に入れたりすると、その反動としてカルマの解消の現象が起こる場合もあるようです。今回ちょっと心配していたのですが、この体調不良はそうかもしれません。
以前、14面のものを手に入れる直前には、PASMOのカードを落としたことがありました。大した金額は入っていなかったのでさほどダメージはありませんでしたが、普段あまりこういうことは無いので自分でもびっくりしました。このように、カルマの解消現象はちょっとしたアクシデント等が起こっても、致命的なダメージには至らないという特徴があるようです。
大難を小難に、ということなのでしょう。
このアイテムを手に入れてからこの3月で丸2年になりますが、気が付けば随分とインド文化とのご縁が強くなったと思います。日課にジャパを取り入れたり、インドの神様を礼拝するようになったり、サンスクリット語を学んだり。セッションの時も、必ずルドラークシャは首にかけるようにしています。それらはいずれも、私の生活になくてはならないものになりました。
これらは私の中で軸となり、霊性の旅の支えとなっています。
取り敢えず、今は腰痛が強く出ているので、ここに意識を向けてその声を聞いてみることにしました。声を聞こうとする前は痛くて仕方がなかったのですが、意識を向けた瞬間にふっと痛みが消えるので、やっぱり声を聞いてもらうのを待っているカケラ君がいるのだな、と思いました。
じっと感じて行くと、押しつぶされそうな重圧にうずくまっている人のビジョンが見えました。その姿を見た途端に、自分にプレッシャーをかけすぎて、一杯一杯だったのだな、と気づきました。
また、そうまでしてプレッシャーをかけている元になっている「こうあらねば」という前提条件は、そもそも真実ではないのではないか、という気付きもやってきました。
「こうだから今もっと頑張らねばならない」と駆り立ててきていましたが、冷静になって見れば、そうしなくても大丈夫でもある可能性が見えてきます。駆り立てて自分にムチ打って何かをやっても、結局その結果には脱しようと思っていたはずの痛みの実が成るのです。
分かってはいても、恐れにすっぽりとはまっているときは止めることはできないものですね。
腰に在る感情のエネルギーに入ってみて、同時に自分を駆り立てている自身の意識を同時に感じてみました。すると、かつて身体を壊したときに勤めていた会社の社長の顔が浮かびました。その会社では、私がそうなる前にも体を壊して辞めていった人がいます。残っている人たちも、かなり厳しい状態でした。
そんなことを思い出しながら、「あぁ、私はあれほど嫌いで批判してきた彼と同じことをしている」と分かりました。
主体である自分と対象である相手を同時に感じると、行ったり来たりするより気付きが早かったような気がします。慣れないとちょっと難しいかもしれませんが、できる方はこの方が楽です。試してみてください。
まずは駆り立てる元になっている痛みの感情を癒さなければなりません。意識を向けた途端、湧き上がってきたものがあるので、新年早々からぼちぼち取り組んでいくことにします。