感情解放のワークに取り組んでいらっしゃる方の多くは、
今の自分に何かしらの生き辛さを感じて、もっと楽になるために、
もっと違う自分に変わっていきたいと願っていらっしゃると思います。
そんな時に落とし穴になるのが、
「気に入らない状況を否定して別の理想を追い求める」
というパターンです。
これをやっていると、ますますドツボにハマりますから、
注意してくださいね！
なぜドツボにハマるのか、というと、スピリチュアルな
エネルギーの法則として、
「否定・拒絶したものは受容されるまで繰り返し差し戻される」
というのがあるからなんです。
たとえば、ダイエットなどが分かり易いでしょう。
贅肉のついた格好の良くない自分の身体を否定・拒絶して
一生懸命食事制限をしたり運動をしたりするけれど、
結局リバウンドしてしまう、とか。
ご経験のある方も多いと思います。
生理的な仕組みからこれを解説することも可能ですが、
スピリチュアルな法則からしても、
「こんな自分は大嫌い！」
ってやれば、拒絶したまさにその自分を嫌というほど
思い知らされる現実が引き寄せてられてくるわけです。
他にも、自分の能力の無さが嫌で何とかして有能になろうと
様々な勉強をしてできる自分になろうとするけれど、
そうするほどにミスをしたりして、どうやっても
無能さという要素から脱出できず、無価値感を抱えているとか。
感情解放のワークで繰り返しみなさんにお伝えしてきているのは、
辛い要素を解放することで、「こんな自分とはおさらば！」
するのがワークなのではない、ということです。
「こんな自分」を在るがままに認め、受け止め、抱きしめてあげて、
そういう要素のためのスペースを自分の中に作ってあげることで、
本当にそれが癒え、統合されて行くのです。
拒絶し、排除するような動機でワークすれば、
解放とは程遠い現実に導かれてしまいます。
頭で知っていても、実際ワークしているといつの間にか
これをやっているということも、よくありますね。
深い悲しみや怒り、憎しみなどを抱えているけれど、
そんなものを味わいたくない！とそれらを恐れ、拒絶していると、
いつまでもそれらは自分の中でしこりとなって残り、
同じような出来事を引き寄せてしまいます。
拒絶の根底には恐れがあると思いますが、拒絶しているものを
受容・統合するには、恐れに向き合わなければなりません。
恐れの妄想が真実ではないことを、見破って突破していくのです。
ここが超えられると、ものすごい変容が次々と起こっていきます。
この感覚がワークで掴めるかどうかは、結構キモですね。
私たちはしばしば、恐れからある状態や人に執着したりすることが
あります。
けれど、執着して手放さないが故に、新しいことが始まって行かない
ということもあるわけです。
たとえば、何かを失ったと思ったとき、その喪失感やショック、
悲しみや絶望を拒絶するが故に、失ったものに執着し続けると、
失ったこと自体を否定していたりします。
するとそこで、新しいものがやって来る流れが拒絶されるので、
いつまでも苦しい状態の中に自分を押しとどめてしまうことになります。
どこの世界でも、「節目」を大切にする文化というものが
古くからありますが、なぜこれが大切かというと、
ものごとをしっかり終わらせることによって、新しいものを
迎えるスペースを整え、再生を促しているからでしょう。
このことを踏まえた上で、自身の心の中を振り返ってみた時、
既に終わっているものに執着して、しっかり終わらせていないものが
ないでしょうか。
水星逆行明けまであとわずか。過去の取り残したものをしっかり拾って
生き生きとした新しい流れに乗っていきましょう。
というわけで今週はこれをテーマとしてみます。
「終わりのプロセス」を完了させ、新しいものを迎えるスペースを整えるよう最高最善に働きかける
参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」ご覧になり、 ご理解のうえ
8月30日（水）17：00までにメールまたはメールフォームにてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。