先日、スマホが故障して丸一日
ドタバタ過ごしておりました。
現在は復旧していますが、
電話セッションやお問い合せなどで
ご迷惑をおかけしたみなさま、
大変申し訳ありませんでした。
今更ながらにバックアップの大切さを
思い知らされた次第です。
いやホント、家電製品のデータが飛ぶことほど
肝が冷えることはありません。
PCだけじゃなくて、スマホのデータも
大事ですからね。
キャリアに相談したら、この状態だと
機種交換になるとのことで、翌日
新しいスマホが自宅に届く手続きをしました。
代替機はないそうなので放置していたら、
なんと!その日の夜になって、
何にもしてないのに勝手に直ってたんです!
一体何なんだろうと思ったのですが、
そのドタバタ劇で揺さぶられた感情で、
今自分にとって何が大切なのか、
試された気がしました。
スマホの中にとても大切なデータがあって、
以前からバックアップを取りたいと
思っていたものの、
画像や動画ではないアプリのデータ
だったので、ファイルの場所がわからず、
ずっと放置していたんですね。
で、今回の件でそのデータは
もう二度と取り出せないんじゃないかと
かなり動揺しました。
データ復旧業者に問い合わせてみても
あまり芳しい答えではなかったので、
半ば諦めていたのです。
神様に、本当に私に必要なデータなら
戻してくださいますように。
必要のないものだったら、
私の手から消え去って、前を向いて
歩んでいけますようにって
必死でお祈りしたんですね。
(レイキやディクシャのエネルギーも
スマホと出来事自体にたくさんかけてました)
そうしたら、消えずに復活した上に、
PCとスマホをつないでみたら
割と簡単にデータが落とせることが
わかり、バックアップもできました。
よかった~!!
業者さんに頼んでもできるかどうか、
できても数万円はかかるはずだったのに、
100円ショップでコードを買ってきて
つないだだけで済んでしまいました。
もう本当に神様に感謝感謝です!!
そのデータは、私と神仏とのご縁を
復活させてくれたきっかけになったもの
だったので、思い入れも強かったんですね。
キャリアのお店での待ち時間に、
随分前にブックオフで買って「積ん読」状態だった
春日大社の宮司さんの本を読んでいたのですが、
「<神道>のこころ」(葉室頼昭著)
この本の中で、著者の葉室さんは
宇宙の始まりには神様の心があった。
神様は自分自身を見ることはできない。
だから、神の本当の姿を見せてくれる存在
として、人間を作ろうと思われた。
また、人間はサルから進化したのではない。
神様は、人間を人間として作られた。
そして、神様は人間だけを作られたわけではなく
無数の星々と生命のバランスの中で
世界を創られた。
という世界観を語られています。
まぁ、ざっと見てしまえば他にもこういうことを
言っている人はいるし、目新しい話では
ないわけなんですが、
何だかこれを読んだとき、
神様は、人間を人間として作られた。
っていう一節に、ぐっとくるものを
感じてしまいました。
そこに、根源の神の、
ものすごい愛を感じたんですね。
決して、人間だから偉いとかそういうこと
ではなくて、サルにはサルとして、
スズメにはスズメ、アリにはアリとして、
すべての命に、根源の神の
計り知れない愛が流れている。
その膨大な愛の片鱗に触れたような気がして、
言いようもなく目を潤ませていました。
そんなことがあって、無事に
神仏と私をつないだ大切なデータが
戻ってきたので、
私はもっともっと、
この根源の神に触れていきたいし、
知り、体現していきたい、
と強く強く思ったのでした。
それは決して考えることも恐れ多く、
驕り高ぶった傲慢なことではなく、
人間として、本来の在り方
なのではないかな、と思うのです。
日々色々あって、人を裁いてしまうこともあるし
被害者妄想にはまったり、
嫌味を言ってみたりすることもある自分ですが、
それでもこういう愛に心震わせる自分もいる。
そういう自分も全部引き受けて、
なお、根源の神の愛に心を寄せていきたい
と思うのでありました。
まぁ、ひょんなことから
こんな思いを強く引き出された
一日でした。