最近、何人かのクライアントさんから、
問題が山積してどこから手を付けていいか
わかりません！！（TT)とか、
色んな人からの色々なサインがきて
本当に目まぐるしいです！とか、
みなさん揺さぶられているんだな～と
感じます。
それを聞いて、
あ、自分だけじゃなかった！って
ホッとしている方、いらっしゃるかも
しれませんね。笑
この時期、未完了のものは
容赦なく噴き出してくるようで、
ちゃんと取り組んでクリアできると、
ぐっと自分のバイブレーションが
シフトしていくような感覚も
強くあります。
だからと言って、なかなか抜けられない自分を
どうぞ責めないでいてくださいね。
私自身も日々色々ありますが、
一番弱いところを突いてこられるよね～
ってしみじみ思います。
他のところだったらこんなにも脆くはない
はずなのに、一番苦手て、一番きついところが
一気に攻められる、みたいな感じです。
最初はもがいてどうにか逃れようと
してしまうのですが、あるところから
ぐっと踏みとどまってガッツリ受け止める
方向に転換すると、
逃げるほどのことでもなかったな、
って感じになります。
先日も、どうにも気持ちがふさぐことがあって
胸がずっと苦しかったのですが、
所用で出かけた電車の中で、
その苦しさから逃れようとしないで
その苦しさの中心にぐっと深く潜って
受け止めていくということをしてみました。
すると、ふと同じ気持ちになっている
ご先祖様の人生のある場面が見えたんですね。
ご先祖様も、生きていた時に
こんな風に胸がふさぎ、どうしたらよいか
途方に暮れてひたすら重圧に耐えていたときが
あったのでしょう。
そのビジョンを見たときに、
あぁ、今私が感じているこの気持ちと同じものを、
ご先祖様も感じて生きていたんだな、
ということを思ったわけです。
そこで私はビジョンの中のご先祖様が生きていた
その場面に入って、こんな風に声をかけて
みました。
私はあなたの子孫です。
今、あなたは自分がこの状況をどうしたらよいかと
途方に暮れているでしょう。
でも、あなたはきっとここを越えていかれます。
だから、あなたの子孫として私が生まれました。
私があなたの側に居ります。
あなたが苦しむとき、私があなたの側にいて
あなたを支えましょう。
だから、どうぞ心配しないで、
楽になさってください。
そう伝えて、じっと重圧に耐えるご先祖様の腰に
手を当てて、ヒーリングのエネルギーを
送っていました。
そのように声をかけると、
何だかじわっと目頭が熱くなりました。
そうしてしばらくすると、ビジョンの中で
ご先祖様は大分楽になられたように見えました。
と同時に、私自身の胸の重さも
かなり軽くなっていました。
こんな風に、今湧き起っているその感情は、
故なく出てきているわけではありません。
間違いでもないし、いけないこと、
ダメなことでもないんです。
だからどうぞそれを否定しないで、
逃げたり、ねじ伏せたりすることもせず、
肚を据えて、じっとその奥の中心まで
意識を向け、受け止めてみてください。
今回の私のケースではご先祖様が出てきましたが、
自分にとって必要な、統合に向けたサインが
やってくるでしょう。
ややもすると私たちは、キラキラハッピー
でない自分がダメなんじゃないか
と思ってしまったりすることがあると思います。
そして、ネガティブな側面を否定して、
ハッピーになろうとしてしまいがちですが、
それをやってしまうと空回りします。
逃げてきた方向に向き直って、ぐっと深く意識を
潜らせたときに、本当に深い慈しみの気持ちや
感謝、愛といったものが自分の内から
溢れてくるのです。
苦しさや辛さは逃げているときは確かに
恐ろしいものですが、踏みとどまって
向き合ったとき、
それまでは想像もつかないほどの
自身の可能性を引き出す扉になります。
だから、苦しい時は伸びしろの発掘チャンス
だと思って、まず意識を自分が一番
逃げてしまうところにしっかり向ける
ようにすると良いでしょう。
もちろん、最初はそれをしてもずるっと
逃げてしまうかもしれません。
意識が遠のいて、とてもフォーカスが
定まるらなかったりもするでしょう。
どうやったらそれができるようになるのか、
ご自身で試行錯誤してみてください。
ザワザワと、不快感に目を背けているうちは、
何も見えてこないでしょう。
ストーリーを追うのではなく、感情の
エネルギーの感覚をつかんでください。
頂くメールや遠隔ヒーリングのご感想を
見ていても、ストーリーを追うことしか
できてない人が多いようです。
ワークの基本は、感情のエネルギーを
受け止めてナンボですからね。
ワークをされる方は、そこのところ、
どうぞお忘れなく。
自分自身の救世主であれ。
困難の先にある光を見出す戦士であれ。
最も深い闇の中で、無限の愛の扉を開く
勇者であれ！
あなたの歩みに、祝福を。