昨日は特別講座⑯
「自身の人生の舵取りを責任をもって
実行するためのワーク」の3回目でした。
今回でいったん特別講座はお休み
させていただくことになりますが、
お休み前の最後の回も、ものすご~く濃い
内容になりました。
朝から夕方までみっちり掘り下げと働きかけを
していくこの講座、ワークショップや
個人セッションでもできないような集中的な
働きかけができるので、結果が出るのも
早かったりします。
で、昨日も講座終了後にすぐに
ものすごくうれしいご報告を頂き、
真摯に自分に向き合うことが、いかに現実を
変えていくのか、ということをしみじみ
感じさせていただきました。
私のサロンでやっているすべてのセッションや
企画は、ひとえに自分自身とのコミュニケーション
の齟齬を修正していくことに集約される
と言っても過言ではありません。
自分に向き合う、と言っても、ただずるずると
とりとめのない考えで頭を埋めることではないし、
収まりのつかない感情にどっぷりと浸りきる
ことでもありません。
ちゃんと、自身の内なる声に耳を傾け、
押さえつけることなくニュートラルに聴き、
応答できているかどうか、ということなのです。
それをどうやってやるのか。
今の自分がどれだけ内なる声を聴ける状態で
いるのか、聴く耳をもっているのかいないのか、
聴ける状態にするにはどうすればいいのか、
ということを、一つ一つチェックして
整えていくんですね。
ここが整うと、まず人間関係がものすごく
楽になります。
なぜなら、周囲の人たちが自分に対する接し方は、
自分が自身にする態度とイコールだからです。
相手が私の話をろくに聞かずに自分のやり方を
押し付けてくるのなら、自分が自身に対して
そういう態度で接しているということです。
だから、自分が自身の内なる声を大切に尊重して
聴く耳を持ち、適切に応答していれば、
周囲の人もそういう風にあなたに接します。
また、自分が自身を見捨てていないのであれば、
自分が辛い時、周囲の人は決して見捨てることなく
それとなく助けてくれるようになったりもします。
誰かに信頼してほしいのであれば、
自分が自身との信頼関係をまず築くことが
大切ですし、
深く触れあって愛を交わしたいのであれば、
自分に対してそれを実践すればいいのです。
そうすれば、変に自分を切り売りして
差し出すようなことをしなくても、
周囲は自然にそういう態度で
接してくれるでしょう。
けれども、こういうことは実はものすごく
表面的な部分であって、自分との関係性を
深めていくと、もっともっとすごい自分の可能性に
触れることになります。
深く自分に向き合っていると、
自分がある部分には開いていて、
ある部分には閉じている、ということに
気づくことがあります。
たとえば先日のブログでも書いたように、
私は神という存在に対して深い憎しみを
抱いていましたが、
そのときは頭では神を信じていたし、
またそれを体験もしていたものの、
どこか限定的でどうしても面と向き合えずに
背を向けていたところがあったと思います。
そうすると、当然のことながら、
神との意思疎通も限定的になります。
まったくできないわけじゃないけれど、
ブラインドの隙間から向こうを見るような
そんな感じでしょうか。
感受性をある部分で閉じているわけですね。
これと同じようなことを、しばしば
スピリチュアルな能力を開発したいという方
の中にも見かけます。
たとえば、ハイヤーセルフさんと
繋がりたいと思っているのに、
一方で、そういう声を取れるようになったら
変なものの声まで拾ってしまいそうで怖いとか、
彼らの言うことを聞かなければいけなくなって
支配されてしまいそうで嫌だとかという思いを
持っていたりする方があります。
そういう思いを持っていると、
能力としては十分にそれができるはずなのに、
まったくつながれない、見えないし聞えない
となっている方も少なくないんですね。
こういう場合は丁寧にそうした恐怖の元を
掘り下げて対処していくことになります。
面白いのは、コンタクトを取る相手が
ハイヤーセルフさんといった存在でなくても、
自身の内なる声に対してもこういうことがある、
ということなのです。
よくあるのが、内なる導きの声に触れてしまったら
自分の思うようにできなくなってしまうから
聞きたくない、というもの。
冷静に考えれば、こういう思い込みは
真実ではないことはすぐにわかるはずなのですが、
でも頑なに内なる声にふたをしてしまうのですね。
こういうところも根っこを掘り下げて
聴いても大丈夫な状態に整えていきます。
そうやってようやく自分自身の内なる声に
触れられるようになるんですね。
ただ聴けばいいというものではなくて、
聴ける状態ができているかどうかが
問題なのです。
こういうところに丸一日を通して
丁寧に対処していける特別講座は貴重な
機会でしたが、また改めてパワーアップした
何かの企画を作っていきたいと思います。
どうぞ楽しみになさっていてくださいね!