ここしばらく旅行記を書いてきているので、
感情をテーマにした記事を書くのは
久しぶりですね。
先日もワークショップがあったのですが、
その中で、今まで自分自身の在り方を
誰かの顔色を見ながら決めていた方が
いらっしゃいました。
そのことでご本人は長い間、
とても苦しんでこられたのですが、
ワークショップの中で、その在り方に
決別する宣言をすることができました。
ずっと両親に認めてほしいと思って
頑張り続けてきたけれど、
もうこれ以上そんな生き方はしたくない
と言うので、
では両親に認めてもらうのではなく、
自分で自分認めたらどうだろう?と提案すると、
自分では両親ほどの権威がないので、
それではダメだと言います。
つまり、その方の現実では、自分よりも両親の
権威の方が上になっているわけですね。
これって、そのままでいいのだろうか?
これからも、自分よりも両親の権威の方を
上に置いておきたい?と聞くと、
それはNoだと言います。
ならば、この「設定」を変えればいいんですね。
こういうのは、自分で変えられるんです。
そう説明すると、
「え~!?自分で変えられるんですか?
できないと思ってた!」
とものすごく驚いていらっしゃいましたが、
自分の世界のことなのでね、
当然と言えば当然でしょう。
そこで、段階的にこんな宣言をしていただきました。
「私は、両親の顔色をうかがうのを止めます」
「私は、自分で自分の在り方を決めます」
正確な表現ではなかったかもしれませんが、
まぁこんな感じの宣言です。
そうすると、その宣言の言葉のエネルギーが
その方の中です~っと通っていくのが
わかりました。
何らかの恐れから来る
抵抗やブレはないようでした。
今回はそういうものは起こりませんでしたが、
人によっては抵抗が起こって
ストン!と入らないケースもあるので、
その場合は抵抗の要因になっている恐れを
丁寧に見て、処理していく段階が
必要になります。
さらに先に進んで、
その方の両親は、子供に自分たちの思うように
振る舞うようにコントロールすることで、
自分たちがある種の不快な感情を味わうことなく
いられるようにしていました。
本来は、その不快な感情の責任を自分たちで
取らなければいけないのですが、
それを子供に押し付けていたわけですね。
子供は、両親に認めてもらうことで
自分の存在を証明したかったり、
安心を得たいので、それを引き受けていました。
この辺りの責任転嫁されたエネルギーを
セパレートします。
他者に自分の存在を証明させて安心を
得ようとするのをやめ、そうやって埋めようと
していた不安感などを自分で引き受けます。
すると、両親からの承認を必要としなくなるので、
押し付けられた責任転嫁のエネルギーを
本人たちに突き返すことができるんですね。
自分で自分の責任が引き受けられていないと、
これはできません。できた段階で、
こう宣言します。
「私は自分の感情の責任を引き受けます。
あなたたちは、あなたたちの感情の責任を
自分で引き受けてください」
イメージワークで目の前に両親を呼んできて、
こう宣言するんです。
すると、両親も驚き戸惑いつつも、
納得してくれたと言います。
そりゃぁそうですよね。
子供が自分の責任を取ると言っているわけですから、
親である自分たちがこれ以上責任転嫁を続ける
わけにはいかないでしょう。
こうやって、絡み合ったパワーゲームの
糸を解いていくわけです。
多分、両親からの抑圧を強く感じながら
生き辛さに苦しんでいる方にとっては
共通して有効なプロセスだと思います。
自分が負うべき責任の境界線をはっきりさせる
ということは、とても大事なことなんですね。
これをした後、その方は物凄く変化されました。
その場に居合わせた他の参加者の方にも
はっきりとわかるほど、表情やエネルギーが
しっかりと、生き生きしたものになったんですね。
ようやく、他人軸で生きていた人生が終わり、
自分軸で本当の自分の人生を生きられるように
なったわけです。
今、あなたは誰の人生を生きていますか?
自分自身の人生を生きているでしょうか?
今週は、しかと自分の人生を取り戻していく
このプロセスをテーマにしてみたいと思います。
自分自身の人生の責任を引き受け、他者の責任を引き受けるのを止めるよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
10月10日(水)17:00までに
メールまたはメールフォーム
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同日20:00より順次働きかけを行っていきます。
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