日々セッションなどで人間の抑圧と逃避の構図に
向き合い続けていると、直感的にその人が
何を恐れ、本当は何を願っているのか、
その願いの在り処をかぎ分ける嗅覚は
鋭くなっていきます。
どんなに人生を諦め、生ける屍のように
なっている人でも、諦めがあるということは、
願いがあるということの証でもあります。
なぜなら、諦めるためには、
まず願いを抱かなくてはならないからです。
諦めているということは、
状況を受け入れていることと
イコールではありません。
本当に受け入れていたら、
諦めているとは言わないでしょう。
自分と願いを切り離して抑圧しているからこそ、
諦められるのです。
受容しているところに分離はなく、
そこに諦められるようなものは何もないのです。
故に、諦めの反対には、必ず願いがあります。
たとえば、幸せになることを「諦めている」
のだとしたら、その人は幸せいなりたいという
願いを抱いていますし、
本当の愛なんてない、と「諦めている」人は、
狂おしいほどに本当の愛を求めています。
この諦めの反対側にある願いを認めたとき、
あなたの中で深い気づきが起こるでしょう。
どうしようもなく熱いものがこみ上げてくるのを
感じる人もあるでしょう。
長いこと見失っていた、生きる意味や
自分自身を思い出したように感じる人も
あるでしょう。
そうだ、私は本当はこれが欲しかったんだ！と。
自分が何を諦めているか、気づけた人は幸いです。
命の願いは、その真裏に在ります。
願いに触れたら、生きる力が蘇ってきます。
どうして自分の人生にこんなにも無気力なのか、
まるで他人事のようにしか捉えられないのか。
こんな意味のない人生でも生き続けなければ
ならないのか。
それらの疑問への答えは、
瞬時にクリアになるでしょう。
深い諦めの楔を自身のハートに打ち込んでいる人は、
何らかの深い挫折の経験のある人です。
そして、深い挫折を経験している人は、
本気で何かに打ち込んだことがある人です。
人生のすべてをかけて、全身全霊で
何かをしたんですね。
そうでなければ、そこまで深い挫折を
味わうことはなかったでしょう。
そこそこやったことで、
深い傷を負うことはないように。
その無力感、無気力、諦めの奥には、
熱く生きたが故に、粉砕してしまったハートが
あるのかもしれません。
それは、容易には回復できないのかもしれない。
けれど、すべては諸行無常の現象界ですから、
例え何十年、何百年、何万年かかっても、
その状態であり続けるわけではありません。
いずれは「時」がやってきます。
今、その「時」に差し掛かっている方も
あるでしょう。
ずっと背を向け続け、厚く蓋をしたものに
再び向き直り、封印を解いていく気力が
宿る時がやってきます。
機が熟したと感じられたのなら、
ゆるゆると始められたらいいと思います。
自身がどこで誤ったのか。
何を受け止められなかったのか。
未完了になっているものは何なのか。
挫折と痛みの中に埋もれている、
やりかけの宿題を拾い上げて、
完成させるのです。
本当の願いに触れることは、
挫折を乗り越えるための十分な
気力とバイタリティーを与えてくれます。
取ってつけたような願望には、
その力はありません。
あなた自身の魂の奥底から、
その力が湧き上がるのをどうぞ
許してみてください。
というわけで、今週のテーマはこちら。
諦めの真裏にある真の願いに気づいて認めるよう、最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
9月5日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
ご感想はお申し込みフォームの
「無料遠隔ヒーリングのお申し込み・ご感想」
の件名を選択なさって送ってください。
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数名いらっしゃいます。
期限までにご感想を送っていただくことは
参加の必須条件ですので、
どうぞよろしくお願いいたします。