昨日は感情解放ワークショップでした。
お久しぶりの方々のクラスでしたが、
なかなか深いものをサクッと解放された方、
受け止めがたい感情を受け止めることに
逡巡された方、様々でした。
受け止めたいのはやまやまだけれど、
でも嫌、という気持ちも
よくわかりますね~。(^^;
けれど、いつまでもそのまま
というわけにも行きません。
いつかは決めなければならない。
それをいつにするのか、という選択ですね。
今回参加された方の中のお一人は、
前回から色々変化はおありだったようですが、
次のステップに進むまでに3か月かかった
とおっしゃっていました。
わかっていても、肚が決まるまでに
諸々越えていかなければいけない
段階があったのですよね。
頭でわかっただけではダメで、
実際にそこに踏み出していくのは
全く別の話ですから。
今日はかなり辛口の話になりますから、
ここから先は、キラキラハッピー
じゃないとダメ!と言う方は
読まないでくださいね。
感情解放ワークには、恐れを和らげて
直面できなかったものに直面できるよう
導くテクニックがありますが、
最終的にはその人自身が
「直面する意志があるのかどうか」
が問われます。
これ、何度も言ってきてますが、
意志がないのにいくらテクニックを
使っても、それは無理というもの。
あなたはどうするのか?
結局はそこなんですね。
そこが決まっていれば、テクニックは
進みたい方向へ進むために有効に
効いてきます。
そうすべきなんです。
そうしたいです。
しなくちゃいけないと思っています。
これらは、まだ肚が決まってない
人が言う言葉です。
頭で理想を思い描いて、
それが自分でも正しいと思っている
という段階であり、実際にそうすると
決めているわけじゃない。
ここ、勘違いしている人が多いですが、
全然違いますからね!
肚が決まっている人が言うセリフは、
やります!
そうします!
それしかありません。
この言葉のバイブレーションの違い、
ご自身で声に出して言ってみると
歴然とわかると思います。
肚が決まってない人は、
「やりたいです」とは言えても、
「やります!」とは言えないんですよね。
ここにすごく大きな溝があるんです。
これらを踏まえると、
「やらなくちゃいけないんだろうな~とは
思ってるんですよね」っていう風に言う人が
どれだけ実践から遠いか、わかりますよね。
思ってるだけなのに、
踏み出していると勘違いしないように。
その違いが判らないから、
延々と足踏みを続けているんです。
その人にとっては、
不満に思いつつもそのポジションが
一番居心地が良い妥協点なのでしょう。
踏み出した先に間違いなくやってくる
混乱や痛みの嵐の中に放り出される恐怖
から、逃げているわけです。
ここで、自分が逃げているのだと
認められる人はまだいい。
強烈な美学ともいうべきものを
持っている人は、逃げている自分なんて
絶対に許せませんから、
自分が逃げているという事実すら
抹殺しようとします。
つまり、逃げていることに気づけない。
見えないように自分でしてしまうんですね。
こういう傾向のある方は、
真実に向き合うことがさらに難しくなります。
このような方は、最も自分が嫌っている
あってはならない自身の側面を
まず認めていかなければなりません。
弱い自分、卑怯な自分、
卑屈で、意地悪で、他者に嫉妬し、
どうしようもないほどにできない自分を
嫌と言うほど見なければなりません。
自分がそうした側面を拒絶するほどに、
その側面を他者に投影し、信じられないくらい
酷い人たちを自身の現実に引き寄せて
くるでしょう。
あなたは、そうした人たちに対して、
どうしてもっと聞く耳を持たないのだろう?
なぜ人の気持ちがわからないのだろう?
どうしてそこまでひどいことができるのか?
と思ってきたことでしょう。
でもそれはみな、あなた自身のことです。
あなたは決して認めないかもしれないけれど、
あなた自身がどうしようもないほど頑固で
視野が狭く、人の気持ちがわからず、
冷酷で非常識なのです。
その自分を、まざまざと見なければならない。
もしそれが本当だとしたら、
あなたはどうなりますか?
打ちのめされて、ショックで立ち直れない
かもしれない。
その辛さを味わいたくないので、
「そうすべきなんですよね」とわかったふり
をして、決して進もうとはしないのです。
多分、あなたはとても良い人でしょう。
正義感が強く、愛にあふれようと努力し、
健気で誠実であろうと人一倍努めているでしょう。
けれどもその自分とは正反対の要素が
存在していることを少なくとも拒絶しないで
「あるよね」って認められるようになって
初めて、見えるようになることがあるのです。
なぜここまで強くこのことを強調しているか
というと、そういう方の多くは、どこかで
自分をひどく裁き、罰しているからです。
そういう未完了のストーリーを抱えて
胸の奥でキリキリと自分を締め上げてたり
するんですね。
自分がかつて何をしたのか。
それに直面することが、この苦しみから
脱出する唯一の方法です。
あなたが直面する決心をしたのなら、
その地獄を越えていく歩みをサポートし、
お供いたしましょう。
全ての苦しみは、
私にこの深い愛を体験させるためだったと
気づく恩寵が、あなたとともに在りますように。