今日は珍しくスピリチュアルな話を。
え?いつものはスピな話じゃないのかって?
今日のは私にしては、ちょっと毛色の違う話。
(昔はよく書いてたかもしれないけれど)
先日、飛び交う思念のエネルギーについて
書きましたが、自身を含め様々なフィールドに
じっと意識を向けていると、
あまり心地良くない意図を持った思念が
あちらこちらに絡み、飛んでいるのが
感じられました。
じ~っとそれらを読んでいくと、
本人の思念が飛んでいるものもあれば、
「使役」されたものが行いを為している
のもあり、
そうした思念によって、私自身、確かに
影響を受けているんだな~というのが
よくわかりました。
呪い返しではなく、ちゃんと自身の中の
それを引き寄せた要因をクリアにする方法で
対処すると、本人の思念はすっと抜けていく。
飛んできてるものは、私のものではないけれど、
ただ私の中に元々あったものをトリガー
して気づかせてくれたんですね。
まぁそれはそれでいい。
で、もう一方の「使役されているもの」の方で
ちょっと思ったのは、
彼らは自分が「使役されていること」を
どう思ってるんだろう?ってことでした。
「使役」ってどういうことかというと、
つまりは陰陽師が式神を使うようなこと。
彼らは自分たちが使役されていることを
喜んでいるのか?ってふと思ったんですね。
私自身、そういう存在を使役していた側や
されていた側の過去世の記憶もあり、
今思うと、どちらにとっても本当は
あまり心地いい関係ではないのでは
ないかな、と思ったのです。
それは、ハヌマーンがラーマを慕うような
絶対の信頼と愛からの忠誠心に支えられた
関係性ではないからです。
極端に言えば、
呪術者がゾンビを使うような感覚とでも
言ったらそのニュアンスが伝わるでしょうか。
(ちょっと言いすぎ?)
みなさんのセッションをしていても、
しばしば使役された魂の記憶や契約が
出てきて、解除することがあったりします。
それは、不平等な取引によって半ば
騙されたように強引に契約させられて
いることが多く、
エネルギー的なインプラントが
入っていたりすることも多々あります。
こうした装置や契約によって、
当事者の意識は鈍くされ、使役者にとって
都合の悪い意志は持たないように
コントロールされていたりするのです。
こういうものを、今世に引きずって
持っていることもあるわけですね。
え~!そんなことあるの?って
驚かれる方もあるかもしれませんが、
珍しくはない、と言っておきましょう。
まぁ、ちゃんとそういうのも
外す方法はありますので
そんなに恐がることはありません。
で、話は戻って、
とにかく「使役される」というのは
そういう感じなので、自分が何に使われて
いるか、本人の意識というのは虚ろで
よくわかっていないことが多いようです。
そんな状態で悪さをされるのは
される側としても迷惑ですが、
実際君たちはそんなことしてて嬉しいの?
って思ったわけです。
こういう疑問を私が持ったということは、
その辺りに一つ、解決の道があるのかな、
と思って
使役されてる存在に、
正気と自身の意志を取り戻すような
呼びかけというか、なんかちょっと
やってあげたんですね。
使役されるのが嫌なら、
光にお帰りって、契約を解いてあげた。
そしたらピュッと帰っていったので、
彼らだって、好き好んで悪さしている
わけじゃないんだな~と思ったのです。
まぁ、私ごときが解いてあげられた
わけですから、それほどキツイものでは
無かったんでしょうけれど。
かつては自分もやっていたとはいえ、
私は「使役」の感覚が好きではありません。
私のやることを、手伝うのが喜びで
手伝いたいから応援してくれるのなら
大歓迎ですけどね。
そこに契約とかは要らないと思うのです。
私も縛られたくないないし、
誰も縛りたくはありません。
何ものかを「使役」するということは、
相手を己の自由に制限し、使っている
ということですが、
それは同時に、自分自身を制限すること
でもあります。
なぜなら、
「使役する者」と「使役されるもの」と
「使役」は一つのことだからです。
何ものかを「使役」したのならば、
必ずその反対の「使役される側」も、
わけ難くついて回るということを
忘れてはなりません。
陰陽師が式神を使って相手を
バシーンとやっつけるとかいうシーンを
見ると、かっこいいように見えますが、
そもそもなぜそういう出来事を
自身の現実に招いたのか。
種の内に対処できない方が未熟である
と思えるくらいの厳しい眼差しを
持っていないと、勘違いをしてしまう
ような気がします。
「使役」という行為をする者は、
その動機、自身の拠って立つ軸が
どこにあるのか、
人一倍精査しなければならない、
と思うのです。
誤ったパワーの使い方で
身を滅ぼすことの無いように。
不勉強故に間違ったところもあるかも
しれませんが、私なりに思うところを
書いてみました。