今回のワークショップも、
熱心な常連の方たちで満員御礼でした。
ワークを続けてきて、壁にぶつかっている
方も多く、けれども何とかこれを越えていきたい
という思いで参加されていらっしゃいました。
感情解放ワークは、自分自身のあらゆる側面に
気づき、受容し、そして自分を愛していくことが
その本質にあります。
けれど、抑圧された感情の解放を目指す方の
中には、嫌なものを手放してすっきりしたい
という意識で取り組まれる方もあります。
この意識だと、ワークは必ず行き詰ります。
嫌なもの、邪魔なものがなくなれ~!
というやり方は、どこまで行っても否定・拒絶
であり、受容の対極にあるからです。
拒絶したものは受容されるまで繰り返し
差し戻されるという法則の通りに
お知らせは厳しくなりつつ、
繰り返されるようになるのです。
嫌だけれど、自分の醜い側面も見ないと
ますます苦しくなるから、仕方なく
見よう。そうすればこの苦しみも
ましになるだろう。
そんな意識で感情のカケラ君に向き合う
ことは、とても残酷なことです。
たとえるなら、あなたにとって大切な人から
「嫌いなんだけど、愛さないと自分が
苦しくなるみたいだから愛するように
努力するよ」って言われたらどうでしょう?
ものすごくショックだし、辛いと思います。
しかも相手はあなたが嫌いなわけなので、
ろくにあなたの本質まで見ようとは
していないのです。
もっとちゃんと私を見てよ!
そうすればあなたが、思い込みで
私を嫌っているのがわかるはずよ!
って、あなたは叫びたくなるでしょう。
差し戻されるお知らせは、
そんなカケラ君たちの叫びなんです。
仕方なく自分を愛そうと努力する。
そんな虚しいワークに陥らないように。
今回もみなさまの真摯な取り組みに
立ち会わせていただけましたこと、
感謝申し上げます。
ありがとうございました。
【ご感想】******************
(掲載許可をいただいた方のみの掲載になります)
土曜日はお世話になりました。
まだ残っている感情があります。
私は重苦しさを抱えて進んでいる感じです。
(仕方なく自分を愛する、意識を向けるのはワークの本質ではないという話について)
遣らないとキツい、仕方ないから遣る、
そんな風に接しられたら私だってドンヨリ重苦しい気分になるなと思いました。
サロンに行って何とかするという見方から、自分で自分に何を感じるかを問うことを重点にしていこうと思います。