変化のない日々のルーティンをずっと続けていると、
だんだんと生きる活力が弱くなってきます。
そんなとき、非日常の空間に自分を放り込むと
活力が復活するってこと、ありますね。
ライブに行ったり、知らない土地を旅したり、
今までやったことのない様々な体験を
してみたり。
そういう意味で、人生にはたまに非日常を
体験することが大切なのだと思います。
一方で、そうした非日常の体験があまりにも
素晴らしいと、日常に戻りたくないな～
と思ったり、
実際、日常に戻ったときにそのギャップで
なかなか調子が戻って来なかったり。
逆にド～ンと気持ちが落ちてしまうことすら
あるでしょう。
セミナーやリトリートなどでは
わりとよくあるパターンですね。
素晴らしい非日常だけで、
人生がこのままずっとこの調子でいられて、
日常なんかに戻らなければどんなにいいか。
私もリトリートなどに行って、そういう思いを
抱いたことはあるのでよくわかります。
でも最近は、両方あって人生だよな～
って思うのです。
というか、どちらにいても、
地に足をつけてその体験を消化・昇華できる
自分で在りたい、と思うんですね。
非日常で素晴らしい恩恵を受け取ったのなら、
それを日常に持って帰って、どれだけ
生かしていけるだろうか。
それが自分の本当の実力、ということになる
と思っています。
非日常で体験することは、様々なところからの
助けがあったり自分の力だけでは味わえない
特別の体験があったりします。
そこでいただいた恩恵というのは、いわば
下駄を履かせてもらって見せていただいたもの
なわけで、本当の自分の実力で体験したもの
ではありません。
でも、こういう可能性もあるのだ、と
垣間見せていただいたことで、
何かしら自分を奮い立たせたり
目標とするきっかけになったりします。
それを、自分の血とし肉として
どこまで落とし込めるのか。
非日常に、日常を近づけていくチャレンジが
あるように思うんですね。
だから、非日常を体験した後の日常を
いかに過ごすかが、とても大事だと思うのです。
非日常と日常だけではなく、
スピリチュアルな歩みを続けていく中でも、
時折素晴らしい体験が訪れたりすることが
あります。
けれど、その体験が去ったとき、
抜け殻のようになったり、
恩寵の影を追い求めて今を生きられない
のではいけません。
それが去った後の喪失感や悲しみ、
不安や焦りなども含めて、
あらゆる体験を地に足をつけて、
恩寵がやってきたときと同じように、
受け止めて生きられるかどうかが、
自分の真の実力、ということなのでは
ないかな、と思います。
かく言う私自身、まだまだですが、
やってきては去っていくものにすがったところで
霞を追い求めるようなもの。
今この自分がどんなに惨めで無様で
理想とは程遠いものであろうと、
この程度でうろたえていて
どうするのか。
と自分を奮い立たせるのと同時に、
今の私はどの程度、根っこを深くしっかりと
張れているだろうか、と確かめます。
そんな努力など微々たるもの。
けれど、そのほんのちょっとのことが、
いつかどこかでものすごく役に立つことも
あるかもしれません。
些細なことなのだけれど、それを継続して
極当たり前にできるようにするのは
なかなかに些細とは言えないものがありますね。
きっとそういう積み重ねが、
どんな状況にあろうとも変わらず
「いつもの自分」でいられる力になる
のだろうと思います。
そうやって自分のアベレージが上がったとき、
非日常の体験もレベルアップしていくでしょう。
たまたまのご褒美ではなく、しかるべき
確たる下支えのある状態で体験することは
吸収力も違いますからね。
だから、日常をいかに生きるかを
おろそかにしてはなりません。
調子の良い時も、そうでない時も、
変わらぬ自分で当たり前に生きられるように。
というわけで、今週のテーマは、
体験にしがみつくことなく、どんな状態の自分も当たり前に受け止めて生きるよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年11月6日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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