突然ですが、あなたは「弱い人」を見たとき、
どんな風に反応しますか？
一口に「弱い」と言っても色々な弱さが
あると思いますが、喧嘩が弱い、頭が弱い、
気が弱い、心が弱い、などなど。
どんな弱さでもいいのですが、あなたが思い浮かべた
その「弱い人」を思ったときに、どんな気持ちに
なっているでしょうか？
心がザワザワして、目を背けてしまうとか、
怒りが湧いてくる、蔑んだ目を向けるとか、
可哀想だと思うとか。
人によって色々な反応をしていると思います。
特にそういったことはなく、温かな目を向けて
見守っていられて、必要ならサポートを
してあげることもできるというのでなければ、
あなたはその「弱さ」について、
まともに対峙できている状態ではない
ということが言えると思います。
弱さは、時として自分を傷つけ、
人にも迷惑をかけ、あるいは
人を傷つけてしまうことすらあります。
人から蔑まれたり惨めさや屈辱感を
感じさせるようなこともあるでしょう。
弱さゆえに、卑怯な態度をとったり
誠実でいられなかったりすることも
あるかもしれません。
弱さゆえに生じる様々な出来事は、
実に私たちの気持ちを落ち着かなくさせる諸々が
色濃く付きまっています。
その落ち着かない気持ちか自身の中に
浮上させられるがゆえに、
私たちはつい、「弱い人」を責め、蔑み、
怒りをぶつけ、非難するのです。
あるいは、「あの人は可哀想だ」といって
「自分ではなく、それはあの人のことだ」
と分離させて見ることで、どうにか
心の安定を図るのです。
けれど、そうした反応を注意深くとらえて
自分自身に誠実に対峙していけば、
あなたは自身の内に隔離された
その人と全く同じ「弱さ」を
見つけることでしょう。
あなたは、自分の中に在ると認めることが
どうにも耐え難いその「弱さ」に
どれだけ対峙することができるでしょうか。
対峙することすらできない「弱さ」を
認めることができるでしょうか。
あなたが自分の中の「弱さ」を
受け入れることができずにいるのと
全く同じように、
目の前のその人も、
自身のその「弱さ」に触れ難く
悶えているのかもしれません。
怯え、震え、半狂乱になって取り乱し、
自分ではないと責任転嫁をしたり、
人の話を聞かず、被害者妄想が激しく、
尋常ではないほど錯乱した
理解しがたい言い訳の数々。
ひょっとしたらあなたは、
そうした相手の数々の振舞に、
これまでの人生でたびたび傷き、
怒り、悲しんできたのかもしれません。
けれど、自身の被害者としての痛みのままに
相手を軽蔑し、拒絶し、怒りを切り捨てている
だけでは、なぜこんな経験をしているのか、
その苦しみを本当に完了させることはできません。
あなたがもしまだそんな風に自身の痛みを
強制終了させているのだとしたら、
本当に見るべきもの、気づくべきものを、
あなたはまだ見ていないのです。
相手の弱さを責め、軽蔑する前に、
あなたは自身の弱さにしかと対峙し、
見なくてはなりません。
自分ができないことを相手ができないからといって、
相手をそのように見ることはできないでしょう。
まずは、自分が自身の弱さをどれほど
認め、受け入れるだけの器があるのか。
その力量を知ることです。
自身の真実に直面することは、
しばしばきついことですよね。
自分はもうちょっとマシな人間だと
誰しも思いたいものですから。
それは、自分はダメな人間だと
常に自己卑下をしている人だって
そうなのです。
実は、そういう人ほど、
もっとマシな人間でありたいという
思いは強いので、
口ではダメだダメだと言いつつ、
本当にはそう認めてはいないというところが
傾向として強くあるような気がします。
本当にそれを認めてしまったら、
自分が崩れてしまう、という恐怖が
あるのでしょうね。
強く在りたいと願い、弱さを拒絶する人ほど
実は弱く、
自分の在るがままの弱さに対峙できる人ほど、
本当は強いのだと思います。
さて、今のあなたはどのくらい
真の強さを持ち、あるいは、
そうで在りたいと願うでしょうか。
自分の弱さを直視する苦しみをしかと受け止め、
この自分に踏みとどまっていられる
そのポジションを捉えられるように。
というわけで今週のテーマはこちら。
認めがたい自身の弱さに誠実に対峙し、しかと見つめるよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年10月日9（水）17：00までに
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同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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