今日は最近考えているあることについて
徒然書いてみます。
最近、自分にとって何が真実なのか、
と考えるともなしに考えている時があります。
きっかけは、ある人の価値基準にどうも
拒否反応を示す自分がいて、
一方でそういう自分は良くないのではないか、
と無意識に自分を責めたり罪悪感を感じたり
していることに気づいたからです。
また、自分が今やりたいと思っていることを
追究するのは、いかにも我儘で自分勝手なこと
なのではないかと考えてしまう自分もいて、
それは本当に自分勝手で、自分はいかにも「小者」
というその考え方は正しいのかどうか、
という疑問も湧き起ってきました。
確かに、世界のために祈ったり行動したり
している人は素晴らしいと思うし、
意義あることだというところに異論はありません。
でも、今それをしない自分に対する
引け目と言うか、劣等意識を持つのは
どうなんだろう。。。
そういう価値基準は、一体どこから来たのか。
振り返ってみれば、あちこちから
世界のために祈り、行動し、そこから
自分へと意識を下ろしてくるのが良いというような
考え方は聞いています。
それも異論はないのですが、
でも今、自分の意識を向けたいのは純粋に
自分のやりたいことであり、
そこから離れて、本当はこうすべきなんだろう
と思うやり方をしても、非常に作為的で
身が入らないような気がしました。
と、そういう自分を責める意識も出てきて、
所詮はその程度の「小者」なんだ、という
思いが湧いてきます。
小者は小者でいいし、それが自分の真実なら
受け入れようと思うのですが、
そもそもそのレッテルを貼る基準が
本当に正しいのだろうか？と思ったので、
その辺りについて考察してみました。
確かに、自分のことだけ考えていて
広い世界のことに関心を示さないのでは
1人孤立して周囲とかみ合わなくなりそうです。
でも、ひたすら周囲にかまけず、
自身の探究に没頭することで得られるものも
あるはずです。
そしてそれは、いつか誰かと分かち合えるもの
であるかもしれません。
そういう歩みが、劣っていると言えるのかどうか。
今みなさんにお伝えしている感情解放ワークも、
こうした歩みから生まれてきているし、
であるならば、何ら引け目を感じることも
ないはずです。
世間的に、より良いと言われる（と自分で思っている）
価値基準に添わない自分に対する罪悪感、劣等感が、
こんなにも自分の行動にブレーキをかけさせるような
影響を与えているんだな～と改めて感じました。
そういう、ある種「劣等」と思える自分の事実を
受け入れる時に、瞬間、怯えが走るんですね。
いいのか、こんな自分で。。。って。
そうして、これが今の私の事実だ、と
改めて思い、受け止め直すのですが、
どこか背徳的な自分に堕ちていくような
寒さを感じてもいるのです。
その追究してみたいことというのが
多分にエゴの欲から来ているものだろう
ということは自分でも感じているので、
その辺も関係しているのでしょうが、
でも聖人ぶってそういうエゴの欲から
目を背けたままきれいごとを語るのも
違う気がするし、
しっかり向き合って取り組んでみたところから
何かを掴んでみたい、と思うのです。
たとえそれが失敗と思えるような結末だった
としても、その取り組みの意義自体は
損なわれることはないでしょうから。
ここまで整理してみて、
やはり私は聖人君子のような歩みは
できないし、そもそもしたくない、
ということがわかりました。
ずっと求めていたと思い込んでいたけれど、
実は大して求めてはいなかったんだな、
と思ったテーマはいくつかあるのですが、
これまでの私にとってとても大切で
重要だと思っていたテーマを、
しばらく遠くに放り投げてみます。
本当にこの人生の旅路で大切なものであるならば、
戻って来るだろうし、戻ってこないなら
それまでのこと。
この探究がエゴだろうが何だろうが、
ここを通らなければ、やっぱり先はないような気がするので、
やるからにはガッツリ取り組んでみようと思います。
ふと、そういうエゴの欲は悪なのか？
という問いかけがやってきました。
あれが欲しい、こうなりたい、こうでありたい
と願うその欲求、ニーズは悪なのか？
心の隙を埋める代償行為には注意深く在るべきだ
とは思いますが、
欲求に蓋をして、そもそもそんなものなど
無かったかのように振る舞うことは、
崇高な生き方なのでしょうか？
注意深く、エゴの欲求に対峙して見ようと思います。