自己否定のプログラムを解除する

私の現実に現れる様々な方たちを見つめながら、
本当に「鏡」を見る、ということの
難しさについて、色々考えていました。

「鏡」を見る、ということの必要性について、
みなさんとてもよく理解され、一生懸命
見ようとされています。

でも、どうしても見られない方もあります。

どうして見られないのだろう?と
その方たちをじっと見つめていくと、

口では頭でわかったと言っているけれど、
肝心の感情に触れるところからは逃げている。

また、指摘をすると、言い訳や
被害者のポジションに入って
自分を責めたりして心を閉ざす。

あるいは、自分自身の正しさを、
世間の道理や常識といったものをかぶせて
主張し、「正しくない」と思える相手を
激烈に批判する、といった態度もあります。

いずれも、心の奥にかなりのボリュームの
荒れ狂う感情を抱えている、
などの共通点が見られます。

これみんな、私自身なんだな~と思いながら、
さて。と我が身を振り返ります。

これらの人たちが触れるのを避けているのは
どんな感情なのだろう?

鉄のような厚い扉の奥に厳重に仕舞い込まれた
その部分に、意識を向けていきます。

最初に出てきたのは、向き合ってみればそんなに
大したことはない、というか、統合するのに
四苦八苦しながら苦しむということもないものでした。

けれど、そのささいな責任転嫁や抑圧の積み重ねで
視野がどんどん歪み、曇っていって、
見えるはずのものが見えなくなっていました。

まずそうした軽めのものから片づけて行くと、
さらにその奥のものがようやく浮上してきます。

ものすごく深く傷ついていたり、
衝撃を受けてショック状態だったり、
あるいは混乱していたり。

それらに丁寧に触れては統合していく、
ということを繰り返していきました。

根源的なところで自身の存在を強烈に
否定される体験があると、私たちは
生きていけないので、

そのような体験に厚くフタをするか、
その体験の影響を越えるような
強力な反骨精神や相手への批判によって
自分を守るようになります。

ワークでは、こうした自己防御のシステムを
解除していく方向に進むので、本能的に
危機を感じてこれに抵抗するような
動きが起こってしまうのですね。

かつて、生きていけない!と感じたくらい、
強烈に刻印されたそのプログラムを
解除するには、

それ自体を温存させる構造になっているものを
まずは外していかねばなりません。

そうして、生々しい非常事態のところにもう一度、
明確に自分自身の存在を肯定するプログラムを
入れるために、戻っていくのです。

かつて、蓋をしたのと同じくらいの
強烈な意志をもって、自分自身を
本当に生かすために。。。

深いレベルで自己否定のプログラムが
入っていると、どうしても無意識にも
破滅する方向だとか、幸せにならない道を
選んでしまうものです。

幸せになること、栄えることが
自己否定のプログラムにそぐわないからです。

だから、そういう人は幸せになりそうな流れ
になると、とても居心地が悪くて
落ち着かないのです。

「鏡」をじ~~~っと見つめながら、
私自身の中に入っている自己否定のプログラム
に対峙します。

誰も私なんて必要としていない。

そんな思いが浮上してきました。
あるな~って思いながら、結構しぶとく
残っているものだな、と感心したり。笑

読者の方の中にも、同じ言葉のプログラムが
入っている人もいるかもしれません。

けれど、同じ言葉でも人によっては
微妙にニュアンスが違ってくるので、
その辺、自分はどんなだろう?って
良~く確かめてみると良いでしょう。

たとえば、人に必要とされることが
自分がここにいていい許可証になっている
人もいて、

必要とされないことは、ここにいてはいけない
という世界からの強い拒絶感を伴うケースも
あれば、

必要とされない孤独感、心細さはあるものの、
世界からの拒絶感はなくて、

私はここにいて非難されるようなことはないけれど、
ひたすら周囲から隔離された感覚が強い
場合もあります。

私の場合は後者のケースです。

どうしてこうなっているのかな?
と掘り下げていくと、

周囲が私に無関心だから、というよりも、
自分を守るためにそうしている感じがしました。

つまり、周囲と活発に交流してしまったら、
自分がどう振る舞っていいかわからなくて
戸惑ってしまう、という。。。

この感じ、小学生低学年のころの感覚を
思い出しました。

周囲とどうかかわっていいのかわからなくて、
いつもフリーズしていたような気がします。

なるほど、こんなところに根があるのね。

そこが見えてきたので、
かつてのフリーズしている小さな自分を
お迎えに行きました。

そうしたら、何と視界のクリアなこと!

セルフワークは丁寧に逃げているところを
見ていかないといけないな~と
改めて実感したワークでした。

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