恐れのストーリーを疑う

先日ご紹介したシュリー・エム氏の自叙伝出版の
クラウドファンディング、着々と支援の輪が
広がっているようです。

まだまだ募集しておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

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それと私の大阪出張ワークショップ&
個人セッションもまだまだ募集中です!

感情の適切な扱い方を知ることは、
人生の重荷を下ろすきっかけになるでしょう。

ぜひぜひご参加、お待ちしております!(^^)

http://healing-gate.com/blog/wsinosaka201910/

さて、前置きが長くなりました。

ブログの読者の方から、昨日の記事に
色々反響があったのですが、

自身の本当の姿を直視することは
殺されるも同然、見てしまうと
生きていけないと思っていたという
ご感想をいただいて、

そんな風に感じる方もあるのだな~
と思いました。

けれど、セッションでも
自身の感情を受け止めてしまったら、
生きていけない、自分がなくなってしまう
っていう言葉が出てくることは
よくありますね。

これを言っているのはエゴなわけですが、
実際は受け止めても生きているし、
自分はなくなりましませんね。

こういうセリフが出てきたときは、
「そういうけどさ、それ本当なの?」
って聞いてあげると良いと思います。

死ぬとか殺されるとか、
誰にどうやって殺されるのか、
死んでいくのか、詳細に聞いてみるのです。

撲殺されるのか水に沈められるのか
斬り殺されるのか、焼かれるのか。

そうして、この状況でそれが本当に
そういうことが起こるのか、
見てみたらいいですね。

私自身もこれまで何度かブログで書いてきましたが、
ワークの中で「それを感じるのは焼かれるように
苦しい!死んでしまう!」ってエゴが叫ぶので、

「ならば焼かれてしまえ!」と
焼かれてみたことがあります。

で、別に死んでませんし、
そんなに苦しみもしませんでした。

ものすごく大きなエネルギーの変容は
ありましたけど。

そんなもんです。

エゴは、受け止めることを避け続けてきた
感情に触れようとすると、

そんなことをしたら二度と立ち上がれなくなって
廃人になってしまう!とかなんとか言います。

そうして、恐い恐い恐い!と固まって、
カケラ君に背を向けるのです。

でも、エゴの思い描くそのビジョンは
真実ではありません。

自分には、それを受け止めても
ちゃんと立ち直っていく力があるし、
今よりもずっと楽になっている可能性が
カケラ君には見えています。

セッションではこの辺の認識の違いを
擦り合わせていくことをしますが、

カケラ君から見えるその可能性を
受け取ることを選ぶと、
ちゃんと統合していくことはできます。

中には、カケラ君の可能性に
疑いの眼差しを向け続ける人もいますが、
そうなるとちょっとこじれますけどね。

確かに長年封印してきたものに直面するのは
恐いことでしょう。

でも、そのまんま固まっていては、
ず~っと持ち越していくだけです。

恐がってもいいのです。
ただ、自分が何を恐れているのかを
明確にしましょう。

これは私の個人的な見解ですが、
私たちが恐れているのは、
ストーリーそのものというよりは、

それに付随して生じる居心地の悪い
感覚なんじゃないかと思うのです。

つまり、ものすごく傷ついて
ハートが辛くなっている感覚だとか、

不安になってザワザワする感覚だとか、
嫉妬や憎しみでギリギリと歯噛みするような
苦しい感覚。

そうした感覚そのものが辛いだけで、
その一つ一つを見てみれば、
上手にボリュームを調整しながら
受け止めて行けるものだろうと思います。

けれど私たちはそこに、重苦しい
ストーリーを重ねてそれを捉えるので、
ことさらに深刻なものとして
捉えてしまうのですね。

ワークでは、生々しい感情のエネルギーに
たどり着くまではストーリーも結構丁寧に
掘り下げていくことはします。

けれど、核心の感情に触れたら、純粋に
感情のエネルギーにフォーカスして
それが自分の心身の中で完了していくのを
見届けます。

「生きてはいけない」も「殺される」も、
マインドのストーリーです。

そこに飲み込まれ、溺れないように。

そう思ったときは、その「感覚」にフォーカスします。
たとえば、押しつぶされるような感覚、
全身がギュッとなるような恐怖感、
不安、心細さ、途方に暮れる感じなどなど。

これらのカケラ君をお迎えに行けばいいんですね。

とてもシンプルです。難しくないでしょう?

マインドのストーリーを信じこむと、
これが途端に実現不可能で越えられない壁
になって、「それは無理」ってなってしまうのです。

毎瞬浮上してくる感情や思考の何に気づき、
見極めればいいのか、そこがわかっていないから
飲み込まれるんですね。

参考までに。

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