満月の日に阿蘇山が噴火ということで、
大地も海と同じように、やはりお月様の影響を
受けるんだろうか？なんてことを考えたり
しましたが、火山灰などの影響を受ける地域の皆様、
お見舞い申し上げます。
安全には十分警戒なさってお過ごしくださいませ。
阿蘇と言えば、まだ父が元気だったころに
家族で草千里などを旅行した懐かしい記憶がある
のですが、優雅に草を食んでいたお馬さんたちも
驚いているのかもしれませんね。
落ち着いたら、ぜひまた旅行に行きたいな、
と思います。
さて。
人間関係における境界線で
悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
個別に、こういう場合どうすればいいのか？
と頭で考えてしまうと訳が分からなく
なってしまいますが、
本質をきちんと押さえて理解すれば、
どう整理して自分を整えていったらいいのかは
それほど難しい話ではありません。
まず、境界線を健全に引くことは、
自分自身の領域の責任を引き受けて
自分軸を持つことと必ずセットになります。
ずるずる都合よく相手に依存しながら
境界線を引くことは不可能です。
相手に寄りかかる利益を得ている時点で
相手に引っ張られ、つけ込まれる弱みが生じ、
そこから境界線が崩れていくんですね。
だから、不健全に相手に寄りかからなくても
自分を支えられる精神構造ができている
必要が絶対に在るのです。
たとえば、いつもママ友たちに気を使って
ついつい振り回されてしまい、精神的にも
疲れ果てている方がいたとします。
ママ友さんたちに必要以上に気を使ってしまう
理由は様々でしょうが、何かしら、付き合いを
切ってしまったら不利益を被るという恐れが
あるのではないでしょうか。
子供が仲間外れにされたりするんじゃないかとか
自分自身が陰口を言われたり嫌がらせを
されたりするのが辛いから、などなど。
こういうケースで、あなたは取引をしていますよ
というと、ピンとこないかもしれません。
けれど、これもれっきとした取引、
パワーゲームの一種なのです。
私のことを受け入れて。仲良くして。
いじめないで。無視しないで。そのかわり、
あなたたちの言うことに付き合うわ。
そうすれば、私は安心していられる。
ということです。
ちゃんと、それなりに安心と言う
利益を得ていますよね？
たとえそれが、望んだようなもの
ではなかったとしても。
詰まり、自分の中の淋しさや孤独、
不安感を自分自身で支えることができないから
ママ友さんたちによって埋めようと
しているのです。
自分軸を持って、人間関係を築こう
と思うなら、まずは自分の中のこれらの
恐れや不安を、自分で受け止め、支え、
消化・昇華できるようになりましょう。
その不安感は、今の状況によって
生み出されたものではなく、
もっと昔の体験から来ているかもしれません。
幼少期、たった一人で過ごさなければ
いけなかったころの淋しさや孤独、不安感が
この状況で引き金を引かれ（トリガーされ）、
浮上していることもあるのです。
じ～っと今この瞬間、自分が感じている
それらの気持ちを深く呼吸をしながら、
感じ、受け止めてみましょう。
きちんとその気持ちに触れられていると、
その感情がどこから来ているのか、
あ、これあの時の気持ちと同じだ！
っていうひらめきが来たりします。
当時の自分を、お迎えに行ってあげてくださいね。
当時の辛さ、不安感がきちんと統合されると、
もうそれほど孤独や淋しさ、不安感に
苛まれなくなります。
それらに駆り立てて、ついつい自分軸を失って
人に合わせてしまうこともなくなり、
自分の意志で行動し、自分の意見を言えるように
なっていきます。
私はこう思うよとか、私はこうしたい、
こういうことは私は嫌なので、
こうしてもらえると嬉しいな、など。
そんな風に、自分が感じていること、
ニーズを表現しても、安全だと理屈抜きに
感じられるようになるからできるんですね。
自分の内で感じている不安感や恐れが
未完了のまま、いくら頭で言い聞かせても、
なかなかこういう風にはなりません。
依存傾向の強い人ほど、
心の内で抱えている未完了の気持ちのカケラの
ボリュームが大きく、引きずられやすいですが、
少しずつでも受け止めていくことで、
人生はぐっと楽になっていきますし、
自分をもっと好きになれますよ。
自分でもどこをどう絡み合ってるのか
訳が分からなくなって混乱している人は、
一度セッション受けてみてね～！
http://healing-gate.com/blog/personalsession/kannjyoukaihousessyon/