この日は初めてご参加の方のクラスとなりました。
航海できるご感想はいただいていないので、
私の報告を持ってかえさせていただきます。
このワークショップにご参加くださる前にも
様々、学んでこられてきたものがあったそうで、
ワークの世界観も、抵抗なく入って行かれた
ようでした。
感情自体には善悪はないと頭でわかっても、
実際にそれらを自身の内に見出した時、
私たちは骨の髄まで沁みついた無意識の反応で
抑圧したり執着したりしています。
頭で理解するだけではなく、
実際に苦しかったり暴れたくなるような
感情のエネルギーに対処できないと
意味はありません。
感情に対処しようとするときに、
多くの方がつまづくのかこの部分で、
知りたい、学びたい、対処できるようになりたい
と思っても、感情に触れること自体に
恐れを抱く方が多いのです。
午前のクラスの後半部分では、
鏡のメッセージを読み解くワークを通して、
自分が今、感情に対してどんなスタンスでいて、
もし向き合おうとしたら、どんなところで
引っ掛かったり、またはスムーズに行ったり
するだろうか、ということや、
取り組み始めたら注意すべきポイントや
受けるべきサポート、そして効果を実感するまでの
期間がどのくらいかかるかを見ていきました。
鏡を通して見ていくと、
顕在意識で求めているはずのことも、
実はあまり乗り気でなかったり、恐れていたり、
ということも隠しようもなく、顕わになります。
そうした自分を再認識したうえで、
どう行動するか、というところを決めていくわけです。
午前では理論部分のみをお伝えしていますが、
実際に感情を受け止めていく方法は
午後のクラスで学んでいきます。
この方法を知ったとしたら、最初に抱いていた
感情への恐れや、つまづくイメージの部分も
随分変わってくるかもしれません。
鏡のメッセージを読み解くワークは、
その時点における未来予想図ですが、
これは固定されたものではなく、
どんどん変化していきます。
ワークを進めながら、その未来予想図の変化も
見ていくと、自身の進捗具合がわかるでしょう。
そうした変化を励みに、ワークを続けていって
頂ければ幸いです。
ご参加くださった方、ありがとうございました。