怒涛の3月も今日で終了。
人間界はバタバタしてますが、
芽吹いていく草木や鳥や虫など、
自然界の変わらぬ息吹に
ホッと安らぐ今日この頃です。
3月のセッションも、
対面予定だった方が、この状況で
遠隔セッションに切り替えられる方も
結構いらっしゃいました。
また、遠隔はちょっと気が進まないとか
家に家族がいるので、ということで
延期される方もありました。
まぁ、色々な状況はありますが、
こんな時ほど、皆さんの様々なメールや
お声をお聞きすると、私もとても
励まされますし、ホッとします。
この時代、この世界で出会い、
そしていま共に生きていることに、
心から感謝申し上げます。
これから、私たちはどんな世界を
作っていけるでしょうか。
今不安いっぱいだったとしても、
だからと言って、必ずしも
恐い未来がやってくると決まっている
わけではありません。
もちろん、環境的要因で避けられない
ことはあるでしょう。
けれど、それをこの自分がどんな風に
感じ、何を思い、何を生み出していくのかは
自分で選べる領域です。
ただただ受け身で荒波に翻弄される
ばかりではなく、自分自身の創造性を
忘れないようにしましょう。
自分が絶望のどん底にあったとしても、
すぐ側で美しい花が咲き、世にも珍しい鳥が
空を羽ばたいているかもしれないのです。
あるいは、絶世の美女があなたを見つめ、
または超イケメンがあなたに手を
差し伸べているかもしれません。
（あるかな・・・？笑）
まぁ、そんな素敵なことがあったとしても、
あなたの心が絶望に凝り固まっていたら、
千載一遇のチャンスも見えなくなって
しまいます。
絶望できる心があるのなら、
怒り、泣き、笑い、喜びをかみしめる
心もあるわけです。
色々な体験の可能性に、
自分を開いておきたいですね。
セッションしててしばしば感じるのは、
人生から差し出されているものを
受け取り拒否している人は、
やはりどこかで人生が停滞している
ことが多いですね。
自分の思う通りのものに固執して、
思う通りのものでないと
頑なに拒絶する人は、
エネルギーを読んでいくと、
あちこちにボコボコとしたしこりのような
エネルギーが、まるでセルライトのように
固まっているんですよね。
それが、嫌だ！って拒絶しているときの
あの苦しい感覚の塊なのです。
こんなものをあちこちに抱えてたら、
そりゃぁ苦しいよね～って思うわけですが、
自分の思う通りでなければならない
という偏狭さ、不寛容性が自分の首を絞め、
自ら人生のギフトを払いのけていることに
気付けるかどうか。
ここをお話しさせていただいて、
方向転換できる人はいいのですが、
頭でわかったつもりですぐに
また同じことを一生懸命やり出す人もいて、
そういうケースをいくつも見ていると、
気づきというのは根底では、自力の及ばぬ
恩寵以外の何物でもないのだろう
と思わざるを得ません。
そういう方は、時を待つか、縁を待つか。
同じ方でも、以前はダメだったけれど、
数年経って再び見えたときに、
あれほど入って行かなかったものが
ぐんぐん入って行くということもあります。
私自身の力が多少は育ったのもあるかも
しれませんし、何より、その方自身の
歩みの積み重ねが、何かを変えたのでしょう。
その人なりの人生の時があり、出会いがある。
まさに、巡り合わせですね。
一周回るまで待たずに、
今自分にできることはないのか、
手放せること、手を伸ばすことができることは
ないのか、日々自問自答しながら、
毎瞬新しく生まれていく自分を
設定、定義しなおすことができます。
どうしても譲れない、というその条件は
なぜ譲れないのか。譲るとどうなるのか。
その時味わう気持ちは、本当に耐え難いのか。
今の自分に統合できる力はないのか。
譲った場合と譲らなかった場合の
メリットとデメリットは何か。
今得ているメリットは、払った代償に
見合うものなのか。
案外こういうところを棚卸していくと、
もういらない！全然得じゃなかった！
随分損だったんだな～ってなることが
少なくありません。
もういい加減窮屈になったな～って
感じるのなら、ぜひ過去の設定を
新しい設定に更新していきましょう。
受け取り拒否した感情のセルライトも、
よくよくもみほぐしてしっかり統合し、
本当の力に変えていけます。
新しい次の時代を、
一皮二皮剥けた自分で迎えられますように。
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