スピリチュアルというと、天使や女神、
過去世など、一般的な社会とはかけ離れた
ファンタジー的な、ある種怪しげなもの
というイメージを持っている方も
まだまだ多いと思います。
まぁ、私自身も入り口はレイキで、
そのあとに学んだセミナーではがっつり
そういう存在たちとのワークを学んだし、
ヒプノセラピーでは自分のを含め、
たくさんの過去世と言われる別の人生が
展開される場にも立ち会ってきました。
あるとき、本を探しに本屋さんに行って、
精神世界系の書架の前にいたときに、
隣にいた若い女の子たちが
「過去世とかってあるのかな～？
見えたら恐いよね？」とか言っているのを
耳をダンボにして聞いていて、
別に普通に見えるよ～。
誰でもね～。(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
とかって心の中で呟いてたりしました。笑
（別に勧誘とかしてないですよ）
過去世というと、多くの人は
とても魅惑的なストーリーをイメージされる
ことが多いようです。
今の自分の境遇の理由を過去世に求めて、
セッションをお受けになりたいという方も
多いですね。
感情解放のセッションでは、
現状の要因を読み解いていくのに
確かに過去世が出てくる人もいます。
人によっては過去世ではなく、
インナーチャイルドの方が出てくる人もいて
それぞれですが、
初めてでも割とはっきりと過去世を
見る方も少なくありません。
リーディングセッションだと
私が読み取ったものをお伝えするのですが、
感情解放のセッションでは、誘導によって
ご自身で過去世を見ていくので、
納得感は格段に高いかな、と思います。
過去世の読み方にもちょっとしたコツがあって
それが分かれば、センスのある方なら
一人でも見られるようになります。
よく、自分の中から出てきたビジョンが、
自分が作ったのではないかと疑う人がいるのですが、
それは頭で考えてビジョンを見ようとしている人に
多い傾向のような気がします。
感情解放ワークでは、体感を非常に重視するので、
「感じること」をジ～っとたどっていくことで
色々わかってくるんですね。
自分がどこにいてどんな暮らしをして、
女性なのか男性なのか、何をしているところで
どんな気持ちだったのか。
何が起こって、それからどうなったのか。
などなど。
そういったことを、考えるのではなく、
感じて辿っていくのです。
私はどこに意識を向けていくべきなのかを
道案内するだけで、ビジョンもストーリーも
すべてその人の中から出て来ます。
そんなこと、自分にわかるはずはない
と最初は言っていた人も、コツをつかんでくると
驚くほど詳細に、その世界で起こったことを
語り始めます。
自分の過去世だけでなく、
周辺の登場人物の中に入ってその人の
考えていることや気持ちも読み取っていくので
ただ一人の視点から見ただけではわからない
真実も、見えてきます。
これは、頭で考えてたら絶対できないことです。
こういうことをたくさんやっていると、
人間の意識って境目無くつながっているんだな
ってとても不思議に思うのですが、
この肉体の内側が自分で外側が他者
という概念自体が根本から崩れていきます。
過去世のストーリーは、今生の記憶よりも
大抵はものすごくドラマチックなものが多いです。
人を殺したり殺されたり、奴隷のような
境遇で苦汁を舐めた人生だったり、
マリーアントワネットみたいな悲劇の王妃、
人民を率いた革命家、落ちぶれた娼婦、
人魚姫みたいな悲恋のヒロイン、
嫉妬に狂って相手を呪い殺した女、
冷徹な暗殺者、
ライバルを次々に蹴落として成り上がった覇者、
血で血を洗う血みどろの親族争い、
スターダムをのし上がってボロボロになっていく
アーティスト、などなど。
今生ではあり得ないような修羅場も
たくさん出てきたりします。
まさか自分がこんなことをしていたなんて
とても受け入れられない！というような
ストーリーがでてくることもしばしばですが、
でも、そこで感じる激しい感情に触れると、
あぁ、今この人生で良く感じている感情だ、
と、腑に落ちるものがあるんですね。
だから、いつもこれを恐れていたんだとか、
異様に執着していたんだとか。
過去世を見るのは、今の人生をよりよく
生きるためであり、そこに囚われるため
ではありません。
その目的があるので、そのビジョンが
真実なのかどうかというのも、
別にどうでもいいんですね。
そのストーリーでわかかまっていた
エネルギーが統合されるなら、
真偽を問うのは意味がないというのが
私のスタンスです。
過去世のビジョンって、
ものすごく甘美なイメージがあるようですが
（特に恋愛系ね）、
本当に向き合う準備ができたら、
自分自身の強烈な側面を統合する
一つのプロセスとして体験する
ときがくるかもしれません。
なかなか、その手前で足踏みする人も
多いですけれどね。
興味のある方は、ぜひセッション受けてみてね～！