うかうかしているとあっという間に
年が暮れてしまいそうです。（＾＾；
大掃除も10月からぼちぼちやっているのに
なぜかいつもギリギリなんですよね。
心の内側も外側も、ピカピカにして
新たな年を迎えたいものです。
サロンは年内30日までで、
満月のオンライン瞑想会が仕事納めに
なりそうです。年始は4日からになります。
年内のご予約も、21日以降まだ
空きがございますので、
すっきりして新年を迎えたい！という方は
ぜひどうぞ～！
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さて。
自然界に四季のようなリズムがあるように、
全てのものにはバイオリズムがあって、
活動が活発な時もあれば、休眠している
ような時期もあります。
一生を通じたリズムもあれば、
10年とか１年とか、月単位、
１日の中でもリズムがありますね。
活動をぐっと小さくしてひたすら
内面に深く深く潜って内側にぐっと
エネルギーを蓄えていく時期に、
花を咲かせようとしたり
果実を収穫しようとするのが
ナンセンスなように、
その時その時に合った、
やるべきことがあります。
そしてまた、
人それぞれに持っている資質や背景があり、
どんな環境でどんな風に過ごすのが
良いのか、適正も違います。
日陰に生えるアジアンタムのような植物を
太陽の照り付ける乾燥したところに
植えれば一発で枯れてしまうように、
その人に合った環境に身を置くことで
花開く生き方があります。
そうわかっていても、
自分との違いを見せつけられると、
心揺さぶられるものがあるのも
人情というもの。
もっと何かしなくては！と焦って、
見当違いなものに手を出して失敗する、
なんてこともあったりなかったり。。。
自分と誠実に対話を重ねながら
努力することは大切ですが、
闇雲に人がやっていることを
そのまま真似しても、必ずしもそれが
自分に合ったもので身につくかどうかは
また別の話です。
焦りに駆り立てて手を出す前に、
自分が何を求めているのか、
今の自分に本当にそれが必要なのか、
必要なのだとしたら、それを実現する
「自分に合った方法」とは何なのかを
よくよく精査しなければなりません。
そもそも、自分が本当に向かおうとしている
ところとは見当違いのものを幻惑させられ、
求めているのだとしたら、それはどうやっても
身につかないでしょうし、
合わないもの、必要ないものに注ぐエネルギーで
自身を害しないとも限りません。
だから、心がフラッと揺らいだ時こそ、
自分に戻って、よ～く対話することが
大事だと思います。
誰かにはできる、あるいは持っているけれど
自分はできないし、持っていないと
思えたとしても、
その指標だけで自分という存在が
測れるものなのかどうか。
どうあがいてもとても叶わないと思うような
圧倒的な差というものは確かに存在します。
であるならば、その差を前にして、
自分にできることは何でしょうか。
どれだけ努力しても追いつけないものがある
一方で、他の人にはできないけれど、
自分には苦も無く積み重ねられる努力
というものも存在するものです。
また、飛び抜けた何かはなくても、
総合的に発揮できる力もあります。
人それぞれ、色々な力を持っていて、
苦手なところ、弱いところもあるわけですが、
その弱さを、持てる力で補おうとするが故に
人に抜きんでて伸びていく力もあります。
そう考えると、弱さと強さは、
あざなえる縄の如し、
コインの裏表のようなもの
なのかもしれませんね。
だから、人よりできないとか、劣っている
ということを殊更にネガティブに捉えずに、
事実を踏まえた上で自分にできることを
練り上げて行ったらいいと思います。
できることなんて何にもない、
って思えてしまう人もひょっとしたら
あるかもしれませんが、
絶対に自分には何にもない！と、
言い切れますか？
言い切れるだけ、自分に向き合った
のでしょうか？
良く知りもしないで、
決めつけていませんか？
もしそんなことを誰かがあなたにしたら、
「私のこと、何も知らないくせに！」
って思いませんか？
自分の中に、まだ見つけていない扉が
あるかもしれないのです。自らそれを
葬り去ってしまわぬように。
自分には何もない、と思い込む前に、
自分にあるものが本当に見えているかどうかを
確かめましょう。
そして、あるものの可能性を
最大限に引き出す在り方を工夫しましょう。
ほんの少し、気づき、工夫するだけで、
人生の可能性は天と地ほども違ってくるものです。
一朝一夕には成らないとしても、
着実に積み重ねる日々の中で、
自分の成長の実感に、手応えを感じて
生きる幸せも生まれるでしょう。
自分にあるものを生かし切る。
それが、自分の本分を全うする
ということかな、と思います。