来週27日(火)は毎月恒例の
満月のオンライン瞑想会です。
お一人お一人、ミニリーディングして
エネルギーの状態やワンポイントアドバイス、
メッセージなどもお伝えします。
エネルギーチャージにもいらしてくださいね~!
ってことで、ご都合の合う方はぜひどうぞ。
http://healing-gate.com/blog/seminner/fullmoonmeditationmeeting/
さて。
日々様々に寄せられるみなさんからの
メールは、すべて拝見しており、
私も様々な気づきを頂いたり
励まされたりしています。
感情解放ワークに最近取り組み始めた方も
多いようなので、今日は初心に帰って、
ワークのポイントで気が付いた点を
取り上げてみようと思います。
いただいたメールを拝見していて、
ご自身の感情がどこから来ているのか、
あるいは、起こっている出来事が
何に引き寄せられているのか、
掘り下げ切れていない方が多いのが
もどかしいところです。
一人だとなかなか難しいとは思いますが、
例えば、幼少期の強烈な体験や親の言葉などが
原因だった、と気づいたとして、
そこから先、具体的にどうやって統合まで
持って行っているのか、はたまた
そこで終わってしまっているのか、
頭で納得して収めていないか、
ちょっと心配です。
非常に苦痛に満ちた体験だったり、
恐怖や混乱に飲み込まれているようなとき、
その感情のエネルギーの渦に近づくだけでも
かなり大変でしょう。
よくあるように、ただ泣いたりわめいたりして
発散することはワークとは違います。
それだと、一時的にすっきりはするけれど、
感情の海に我を忘れて没入している状態だと、
本当のところ、完了はしないんですね。
その感情を感じている体をしっかり感じて、
深く命の呼吸をして、一番逃げていた
その感覚の中心に真っすぐ降りていくのです。
普通だったらこんなことはできないのですが、
命の呼吸をして、たっぷりとエネルギー補給を
しているからできることなんですね。
たとえるなら、深海で酸素チューブで
酸素を補給しながら作業する潜水士
のようなものです。
酸素チューブに繋がっているから、
そんな過酷な環境でも
安定して作業ができるわけです。
だから、このワークでは、
呼吸がものすごく大事です。
そして、受け止めるべきものは、
自分が最も逃げているもの、
認めたくないもの、です。
直球勝負ですね。
回り道しないので、
一番きついけれど、
それができれば変化も早いです。
ただ、きついが故に、
体から意識が抜けやすかったり、
フッと意識が飛んだりということも
よくあるので、
自分が安全に受け止められる
感情のエネルギーとの丁度良い間合いを
自分で見つけて行かなければいけません。
ワークを正しく積んでいる方は、
自身の内に浮上する様々な感情を
受け止める器が育ってくるので、
どっしりと構えてますね。
何というか、姿を拝見していても、
根っこが深く育っているというか、
とても安定感を感じます。
とにかくこのワークでは、
自分が何を受け止めることから
逃げているのか、をしっかり捉えることが
大きなポイントになります。
それから、このワークの特徴として、
相手の意識に入ってみる、ということを
しばしばやります。
たとえば、
自分を裏切った人の意識に入ってみて、
その人の視点から自分を見てみると、
その人がどんな風に自分を見ていて、
どんな意図があって、どんな気持ちで
それをしたのか、というのが
手に取るようによくわかります。
自分が悪く思われたくなくて
悪いと思いつつ嘘をついたのか、
または、明らかに最初から自分を馬鹿にして
利用してやろうと思って近づいたのか、など。
そういうところが見えてきたら、
さらに掘り下げていきます。
利用しようと思ったのなら、
もしそれができなかったら
その人はどんな気持ち、状態になるか?
と問うていくと、
そこでその人が味わう気持ちこそが、
その行為の根源的な動機になるのです。
たとえば、人を利用できなかったら、
自分が無力だったり無価値に感じる、など。
そして、その根源的な動機となる感情は、
自身の中にあるものとぴったり一致します。
(俗に、鏡の法則と呼ばれるものです)
これこそが、その出来事を引き寄せ、
自分を被害者にし、相手を加害者にした
原因なのです。
だから、これを統合すれば、
この被害者・加害者のストーリーを
終わらせることができます。
誰も食い物にしなくても、
自分自身の真のパワーを取り戻すことで
十分に力強く、生きる力が湧いてくるからです。
一見マイナスの出来事も、「鏡」を上手に使って
自分の中にある未完了の感情を完了させる
チャンスを、与えてくれているわけです。
下手に頭で納得して
大人の対応をするのが良いわけではない
というのは、こういう理由からでもあります。
参考になりましたら幸いです。