タイミングを掴むって、
とても大事です。
最近は、このことをしみじみ感じます。
もともと時流に疎い私としては、
そうは言っても、よくわからないし、
そういうのはすごく苦手だと
思っていました。
けれど、今年に入ってからは特に、
今やるべきこと、できることを
時を移さずに取り掛かることを
意識しながら走り続けてきました。
母が亡くなって、膨大な処理事項が
一気にのしかかってきて、
すぐに処理していかないと心身ともに
つぶれてしまう!という実際的な理由も
あったのですが、
3カ月半それを続けてきて思うのは、
タイミングを掴むということの価値でした。
タイミングを逃すと、遅れを取り戻すのに
その何倍もの時間と労力がかかるし、
やっと追いついたと思っても、
タイミングを掴んでやった結果とは
質的にも全く違ったものになって
しまうのです。
だから、後回し癖があると、
どんどんタイミングが遅れ、
浮上していくエネルギーがしぼんで
いきます。
そうは言っても、いつが何をする
適切なタイミングなのかわからない
という方もあるかもしれませんが、
今、ササっと済ませられることは
すぐに片づけてしまうこと。
準備が必要なこと、
すぐには取り掛かれないことを
識別して、
必要な準備の中で今できることは
先にしておいて、必要な要素が
揃ったらすぐに完了できるような
状態にまでしておくこと。
人間、生きていれば常に
その瞬間瞬間やることが出てきます。
目の前のこと、ふと思い浮かんだことは
そのタイミングでしておくと、
後々がスムーズと言うことが
私は結構多いです。
そうやって動き始めると、
段々と色々なことのタイミングが
合うようになってきて、
日常のスピード感が変わってきますね。
ものごとのタスクの中には、
もちろん気の重いこともあります。
物理的にちょっと面倒ということもあれば、
やること自体は電話一本かけるだけとか
ネットでほんの10分程度の申請フォームに
記入するだけとか簡単なものもありますが、
とにかくそれをやることを思うと
なぜか気持ちが重くなって動く気が失せる
ということ、ありますよね。
そういうときほど、ワークの出番です。
その気の重さから逃げずに、
命の呼吸とともに、じっと受け止めます。
時には、どうして気が重いのか、
少し掘り下げる必要があることも
ありますが、
じっと感じで受け止めるだけでも、
随分と楽になったりします。
その状態で、もう一度そのことに
向き合ってみると、以前よりは少し楽に
取り掛かれるようになっているでしょう。
自分は怠け者だからできない、
と思うのではなくて、
自分の中にある重たい感情のエネルギーが
身動き取れなくさせているだけなんですね。
だから、
心の重荷のチャージをしっかり統合して、
軽やかに動き出せる自分を整えて
いきましょう。