ここ最近の投稿で、
ハートの声を聞くということについて
何度か書いてきましたが、
今日はそこから先の、
ハートの声に適切に応答するということ
について書いてみたいと思います。
これら二つのことは、
一緒くたに考えられている方も
あるかもしれませんが、
また別の話です。
ハートの声が聞けたとしても、
欲の声の方が勝って、そちらの方に
流れてしまうこともあるし、
ハートの声に、この現状から
どうやって応答したら良いのか
わからず、適切に行動できない
ということもあります。
私自身、ハートの声が受け取れていて
欲の声に流されることはほぼ
なくなりましたが、
状況に適切に応答するのは
まだまだうまくできないことが
あったりもします。
行動した後で、
あぁ、こうすれば良かったんだ、
と言うのがわかって、学びの体験を
積み重ねているところです。
ハートの声は、
何かはっきりとした言葉のメッセージで
来るものだというイメージを持っている
方も結構いらっしゃるようなのですが、
必ずしもそういうものばかりではありません。
むしろ、何となく嫌な感じがする、
違和感がある、しっくりこないとか、
楽しい感じがする、ウキウキしている、
明るい感じがするなどの抽象的な感覚
の方が多いかもしれません。
こういう場合、
何だか嫌な感じがするのだけれど、
この状況で何をどうするのが正解なのか
よくわからない、ということもあります。
たとえば、
どこかに行こうとしたけれど
何だか嫌な予感がするというのであれば、
行かない、近づかないようにすれば
良いわけですが、
行かないわけにはいかないという制限を
がっちり自分にかけてしまっていて、
その制限を外すことは思いもしない
というようなとき、
ハートが危険信号を出している中で
その時の自分の最善を尽くすしか
ないわけです。
けれど、後から振り返ってみたら、
自分にかけたその制限に気付いて、
な~んだ、これ外せるじゃん!
とわかれば、適切に応答する道が
開けてきます。
こういうところ、
リアルタイムで気付けたらいいのですが、
そういうのも、何度か繰り返して
場数を踏んで出来るようになっていく
ということもありますね。
今ではほぼ流されることはなくなった
(と思っている)欲の声ですが、
これも私はエラーを何度か繰り返して
ハートの声を何より最優先することを
学びました。
自分の中で、やっぱりハートの声が
正しかった、と心底腑に落ちたから、
そういう決断ができたんですね。
ハートの声に適切に応答することも、
うまく応答できなくなっている
自分の中のパターンに気付きながら、
もっとうまくクリアに応答できるように
なっていくものなのかもしれません。
そんなことを思いながら、
3回目のエラーにやっとのこと、
学びを得た今日この頃でありました。