東京では冷たい雨模様の新年度入り、
昨日は用事があって車で都内を
走っていたのですが、
そこかしこで新入社員さんたちが
ぞろぞろと歩いている姿が
見られました。
私もウン十年前はこんな感じ
だったのよね~と思いながら、
3年後、10年後に同じ会社に
何人残っているかな?とか、
そもそも会社があるだろうか?
その頃の世界は、
どんな風になっているかな?
などなど、思いを馳せて
おりました。
厳しい大人社会の荒波に放たれて、
どんな経験を積んでいくのでしょうね。
学生時代は勉強も受け身で、
与えられたものを覚えたり
課題をこなしたりしますが、
大人になってからの学びは、基本、
自分に必要だから、自分でお金を出して
学びに行きます。
そうして身に着けた知識や技術が、
実際に仕事で役に立ったり
自分をより成長させる糧に
なっていくのです。
私には、
そういう主体的な学びの方が
ずっと楽しかったですね。
学ぶことって、本当は
楽しいことのはずなんですよね。
子供の頃は、特に小学生の時、
私は何をやってもダメな劣等生だったので、
勉強も習い事も何一つ良いところが
ありませんでした。
好きでもなく、
まして楽しくもないことを
毎日毎日「やらされて」いて、
しかもできないことばかりなので、
本当にトラウマでした。
こんな自分に生きている価値が
あるんだろうかと毎日思っていたし、
未来への希望も持てませんでした。
今の仕事を始めて随分しても、
この頃の強烈なトラウマは健在で、
出来なくて頭が混乱して身動きが
取れなくなるとか、
落ち着いて一つ一つやれば
何とかやり遂げられるはずのことも、
ものすごくパフォーマンスが落ちて、
ヘロヘロになりながらやっと
完了させるなど、様々なところで
その影響がありました。
当時の辛かった気持ち、絶望感、
劣等感、取り残された感じ、
周囲からの冷たい眼差し、
責められているようないたたまれなさ
などなどが噴き出していたんですね。
こんなものを抱えながら学んだり
作業をするのは、手かせ足かせ重りを
つけているようなもので、本当の力など
出せようはずもありません。
多くの人は、ものごとをただ目の前の
出来事だけで経験するわけではなく、
このように
自分の心の内に湧き上がる
トリガーされた過去の感情とともに
体験するので、しばしば本当の力を
発揮できなくなったりするのです。
けれど、この重たい枷は外すことができます。
いつものように、
しっかりとその体感覚を捉えて、
命の呼吸を送っていきます。
その体験をした当時、
心も体も分離して、意識は体から
抜けていたでしょうし、呼吸もうまく
出来ていなかったでしょう。
だから、意識をしっかり体に戻して、
命の呼吸でつなぎ、エネルギーを
補充することで統合していきます。
ちゃんとできると、
あの辛さ、混乱した感覚は
随分と落ち着いて、楽にものごとに
取り組めるようになっていきます。
焦っていても、混乱していても、
むしろそういう時ほど深く深く
体を感じて、呼吸をしてあげてください。
今でも苦手なことに取り組むときは、
どよ~んと気が重くなることは
ありますが、
そのときに、
あぁ、何かトリガーされている
ネガティブな感情のカケラ君が
出てきているんだな、と思って
出来る限りお迎えに行くようにしていると、
動けなかったことが、
物理的にも精神的にも、楽に、
あるいは、どうにか動けるようには
なっていくんですね。
苦手を前に、心が固まることはあるけれど、
それはまだここが癒えていないよ~
というあちこちにいるカケラ君からの
呼びかけなので、
根気強く、拾ってあげるようにすると、
随分と生きるのが楽になっていきます。
焦らず、気が付いた時に着実に、
ボチボチ行きましょ。