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さて。
自分の幸せの責任は自分で引き受ける
というのは、自分の感情の責任を
自分で取るのと同じくらい
大事なことです。
ということは、自分がちゃんと幸せを
感じられる選択をし、実行するということを
自分の責任においてしていくわけです。
当たり前なのだけれど、
いざ、そういう選択をする場面になると、
色々な恐れが湧いてきて、
自分を裏切ってしまうことも
よくあったりします。
たとえば、自分の尊厳を傷つけられる
ようなことをされたときに、
きっぱりとNOと言えるかどうか。
周囲が変に思われたくないとか、
その場の空気を壊したくないとか、
嫌われたくないとかいう思いから、
NOと言えない。黙っている。
笑ってごまかすなどして
やりすごしてしまうこと、
ないでしょうか。
嫌ってほしくない人から見放されるとか、
変に思われて周囲から孤立するとか
壊れた空気にいたたまれなくて
そんな思いをするくらいなら、
自分が我慢すればいい、と言う選択を
してしまうとかね。
そういう行為は、
自分への裏切りでもあり、
自分の尊厳を守るべき自分が、
それを自ら踏みにじっている
ことになるわけです。
そういうことを、いとも簡単に
やってしまっているという重大性に
気付いていただきたいのです。
鏡の法則から見てみると、
自分が自身にしていることを、
他人からされるわけなので、
あなたが自身の尊厳をそんなに容易く
踏みにじるのなら、他者もあなたの尊厳を
容易く踏みにじるようなことを
してくるでしょう。
もし、他人からそんな扱いを受けたくない
のなら、まずは自分が自身の尊厳を大事にし、
軽く見ないことです。
そして、誰かがあなたを軽く扱ったなら、
断固としてそれを許してはならないし、
きっぱりとNOの意志を表明し、
場合によっては抗議するなど、
戦わねばなりません。
絶対に譲ってはならないところ
があるのであり、守らなければならない
一線があるということです。
そういう境界線をしっかり引くには、
まず自身の恐れを引き受ける
必要があります。
それは孤独や淋しさ、
悲しみ、無力感、無価値観等々、
何が何でも避けたかった感情の数々
かもしれません。
けれど、もう金輪際、他者から
不当に軽んじられるのは嫌だ!と思うなら、
逃げずにしかと対峙することです。
それらの感情や感覚は、
根本的にはどこから来ているかと言えば、
自分が自身を見捨てているところから
来ています。
一番側にいてほしいとき、
支えてほしいとき、守ってほしいときに、
自分がいの一番に自分を見捨てて
逃げてしまっているのです。
改めるべきは、その在り方です。
自分が一番辛いときに、
自分から離れてはなりません。
苦しさなど、自分の一部を切り離し、
抑圧することも、自分を見捨てている
ことと同じです。
この辺り、自覚がない方が多いのですが、
そうやってその場を我慢してやりすごして
いるわけです。
そうではなく、その苦しさを
この心と体と魂で受け止めて、
そのうえで、なすべきことがあるなら
行動するのです。
苦しいのなら、苦しくならないように
働きかけをしたり、その場を離れたり
対処すべきことがあるはずです。
苦しさを抑圧して我慢するだけでは、
自分を守り、幸せにする責任を
取ったことになりません。
どうせエネルギーを使うのなら、
自分を抑圧するために使うのではなく、
自分を健全に生きるための勇気として
使った方が、ずっと幸せに近づく
のではないでしょうか。
そして、そのように生きるからこそ、
他者の尊厳も認められ、自立した関係性を
築けるのではありませんか。
自分を幸せにするための勇気、
奮い起こしていきましょう。