何かものごとを決めるとき、
あなたは最終的に、何を頼りに
決断をしているでしょうか。
信頼できそうな人の言葉や
論理的、客観的なデータとか、
倫理的、常識的、世間的価値観から、
直感、何となく、など。
外部の客観的なデータや
他者からのアドバイスでも
なかなか決められないときも
ありますよね。
スパっと決められる方も
あるでしょうが、私自身、割と
ぐずぐずしてしまう方なので、
レストランなどに入って
メニューを決めるのも、結構時間が
かかったりしてしまいます。（＾＾；
まぁその程度のことなら大したことは
ないのですが、大事なことを決めるとき、
私は最終的には、ハートに聞いたり、
スピリットガイドさんに
聞いてみたりします。
セッションやブログでも、
ハートに聞く、ということを
常々お伝えしているのですが、
これがなかなかに難しい、
と言う方も少なくありません。
これまでにも度々書いてきている
のですが、ハートに聞くという表現の他、
自身の深奥に心を澄ませるとか、
内なる神と対話するとか、
みな、同じことです。
ハートに聞くときは、
頭は静まっていないといけません。
わさわさと忙しなく走っていた
思考を静めて、自身の深いところに
意識を向け、じっと感じていきます。
マインドが静まったこの領域は、
あらゆる価値観、常識、欲などが
影響しないが故に、ダイレクトに
本質に触れることができます。
思考であれこれ考えて
判断しようとしているときは、
意識が向いている領域がとても浅いです。
それから、聞こう聞こうとして、
深い領域に意識を向けているようでいて、
いつの間にかマインドが働いてしまって
いる方もあります。
そうなると、微妙に意識は
浅い領域に移行して、これだと
ハートの声は聴けません。
また、ハートの声とはこういう風に
聞こえるもの、という思い込みが
在るがままのサインを認識の外に
追いやってしまうこともありますし、
自分が受け取りたいように
捻じ曲げて受け取っているケースも
見かけますね。
ハートの声を聞くのは、
本当はとてもシンプルなことで、
誰しも聞く能力は備わっているはず
なのですが、
微妙に噛み合っていないが故に
わからない、受け取れない状態に
なっている方が多いようです。
色々聞けない要因はあるものの、
まずは頭をじっと静めて、
意識を自分の奥深くに向ける
ということから始められると
良いのではないでしょうか。
そして、
聞こう聞こうと力んでしまう方は
はっきりと言葉で聞き取ろうと
していることが多いような気がします。
ハートのサインは、
必ずしもそういうケースばかりではないし、
むしろ、何となくの感覚である方が
多いかもしれません。
温かい、明るい、ホッとする、腑に落ちる、
等のポジティブな感覚だったり、
重い、暗い、ざわざわする、落ち着かない、
ヤバい感じなどのネガティブな感覚等。
こういう感覚も、立派なサインです。
日ごろから左脳優位の価値観を
持っている方だと、こういう繊細だったり
感覚的、感情的なサインを非常に軽視
してしまいがちなのですが、
実はこういう直感的なサインは
さにわをしっかりやって、
使いこなしていくと、左脳的判断よりも
実に本質的で間違いのないサインを
送ってくれていることが身に染みて
わかるようになります。
すぐに判断つきかねるとか、
どうしてもわからないサインの時も
あるのですが、
そういうときは、
私にわかるように、いついつまでに
明確な答えをくれるように、
と設定しておくと、
期限までに、あ、これが答えなのね、
というわかりやすいお知らせが
来たりするので、そういう対話の仕方も
覚えておかれると良いでしょう。
ハートの沈黙のバイブレーションに
意識をチューニングして、
深く対話をしていくコツを
自分なりにぜひ見つけてみてください。