心に深く刻んだ戒めについて

長く人生を生きてくる中で、
私たちの心の中に様々な思いが
心に刻まれて行きます。

特に、強く刻まれた思いは、
良くも悪くも時空を超えて、
人生をまたいで持ち越されて行く
ことがあります。

そうした思いの中で、
今日は特に、戒めについて
書いてみようと思います。

これについては今までも
何度か書いてきたことがあったのですが、
改めて戒めが刻まれるプロセスと
その意味合いについて、
まとめてみましょう。

戒めは、
自分が何か良くないことをしてしまって
辛い思いをしたので、もう二度と
そんなことをしないように、
心に刻んだ思いです。

たとえば、
いわゆる過去世で怒りに任せて
誰かをあやめてしまった、
傷つけてしまった、
世界を破壊しつくしてしまった
などのことがあって、

それによって自分もすごくショックを
受けたり辛い思いをしたりしたときに、
絶対に怒って我を見失ってはならない
といった思いが刻まれたりします。

その思いが非常に強いと、
その人はそれ以後、怒ることが
できなくなったりするんですね。

怒りも、怒り自体が悪ではなく、
それが存在する理由があるし、
表現される権利があります。

すごく大事な感情の一つですが、
それを表現できなくなることで、
不調和が起こるんですね。

~してはならない、という
プログラムががっちり入っていると、
確かにそれをしないことで、
人を傷つけたり世界を破壊しなくて済む
というメリットはあるでしょう。

けれど、逆に言えば、
戒めが無ければ、いつ何時、
あの自分になってしまうかわからない
と言う種を、今もなお持ち続けている
ということでもあるのです。

これ故に、私は
戒めのいらない自分になりましょう
とお伝えしています。

がっちりと抑えなくても、
そもそもそうならない自分であれば、
戒め自体、必要がなくなります。

暴発してしまう、手に負えない
エネルギーが、調和的に統合されて
収まっている状態が健全だよね、
という考え方です。

戒めを外すには、
それが今生であろうが過去世
であろうが基本はその思いが入った
場面に戻って、その時に体験した
感情をお迎えに行きます。

場面場面で適宜感情を統合しながら、
ストーリーをさかのぼって、
本人の選択をし直していくんですね。

そうすることで、悲劇の世界線を回避し、
そもそもそんな思いをしないで済んでいる
世界線にシフトしていくことができます。

悲劇の世界線の種を回収するわけです。

こうして世界線が変わると、
その人はもうそんな悲しい過去を
持っていない人になります。

つまり、あの戒めを持っていない
自分になっているわけです。

そうなれば、
自在に怒りを感じ、適切に表現し、
後腐れなく自分の感情と付き合える
ようになるわけですね。

戒めを持ったままだと、
こうは行きません。

戒めを持つ心は、
エネルギー的にも、どこか固く硬直した
ところがあるように感じられます。

それがその人のアイデンティティの
一部となって、美学を形成している
こともありますが、

~してはならない、という強烈な価値観は、
一方で価値観から外れたものへの強烈な憎しみ
となって発現することがあります。

鏡の法則から読み解けば、
その憎しみを抱く対象こそが、
かつての自分自身の姿であったり
するのですよね。

ということは、その人は心の深いところで、
過ちを犯した自分自身を強烈に
憎み続けているということになります。

このことは、幸せになりたいのなら
まず自分自身と和解する必要がある
という原則にも引っかかります。

このように、
抑圧するだけでは完了はしないということ、
よく知っておいてください。

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