前日の天命に関する掘り下げをしていて、
ふとやってきたインスピレーション。
ひょっとしてこれは。。。?
と思うことがあったので、
備忘録がてら、書いておく
ことにします。
自分で望んでやることにしたのに、
途中から心が生ける屍状態になって、
虚しさと悲しみと絶望感で一杯になる
というこの感情、
ひょっとしたら、
戦争に志願して戦った兵隊さんたちの
感情ではないだろうか、という
直感がやってきました。
きっかけは、
自ら望んでやることにしたのに、
どうしてそんな気持ちになったのだろう、
というところが不思議で、
自分がやろうということについて、
知らなかったのだろうか?と考えていたら、
多分、想像していたものとは全然違って、
想像をはるかに越えたひどい体験に、
とてもショックを受けたのだろう、
という感じがしました。
希望をもって自分のやることが
きっとこの世界をよくすると信じて
志願したのに、現実とのギャップに
とても混乱したのでしょう。
また、自分たちを使う国(?)にとって
兵隊は駒でしかないような扱いを
感じていたのかもしれません。
そう考えると、なんだかとても
しっくりきました。
国(?)への不信感と、
神なるものへの不信感が
ぴったりと重なります。
折しも、今日が終戦記念日というのも、
何かの印でしょうか。
どうしようもない絶望感と、
この虚しさ、悲しみと同じものを
多くの兵隊さんたちの御霊が抱えている
のだとしたら、癒しを送って
差し上げよう、と思いました。
こんな暗い体験を知ってしまって、
それを土台に出来上がる新しい世界に
どうしても希望も持てなかった
のでしょう。
私の体を通して、
それらの感情を捉え、命の呼吸をし、
エネルギーを送っていると、
この思いは、兵隊さんたちだけではなく、
当時の多くの国民の思いだったのかも
知れないと感じられました。
とにかく胸がえぐれるように重く、
苦しいエネルギーでした。
泣いたら良いのか、叫んだら良いのか、
憎んだら、怒ったら、、、。
どうしたら良いのかさえ分からない
混乱した感情の嵐を抱えて、
悶えるしかなかったのだろう、と
このエネルギーを感じながら
そんな思いがよぎりました。
本当に、戦争で多くの国民は心身ともに
深く、深く傷ついたのですよね。
これは、私個人の感情が浮上してきた
というだけではなく、この時節柄も
あるのか、時代の節目ということもあり、
この国の集合意識に埋もれていた
深い深い傷が、統合されることを求めて
浮上してきたのをキャッチしたのかな
と思いました。
新しい時代に、もうこれ以上、
この混乱し、こじれたエネルギーを
持ち越さないために。
本当に満身創痍の国民たちは、
収め難い傷を抱えながら、
それでもどうにか折り合いをつけて
前に歩み続けねばなりませんでした。
これまで、様々な方たちの
セッションをしてきて、しばしば
世代間のこじれた不調和の元を
辿って行ったときに、
こうした戦争の爪痕を、
様々見ることがありました。
私たちの先祖が、
生きることに必死だった時代の
彼らの胸の内を、後世の私たちは
どれだけ測ることができるでしょうか。
今、私の胸をえぐるように
浮上し続けるこのエネルギーを
ただひたすら受け止めながら、
先人たちの歩んだ道を祝福し、
鎮魂の祈りを捧げます。
しばらく、そんなことをしていたら、
少し胸が楽になってきて、
あのどうしようもない絶望感や
虚しさが晴れてきました。
まだ完全ではないので、
引き続き、折を見て続けて
受け止めていくことにします。