何かと世知辛い世の中、
本来の自分とは違う仮面をつけて、
窮屈だったり、ぎこちなかったり、
生きづらさを抱えている方、
すごく多いと思います。
この仕事を始めて、
そうした生きづらさが
どうやったら和らぎ、
自分らしく生きられるように
なるのだろう、ということを
ずっと探求し続けてきました。
最初の頃は、
感情解放のセッションも、
抑圧された感情を解放する
ということのみにフォーカス
していました。
けれど、掘り下げていけば、
解放すればそれで十分かというと
そうではなく、
さらにもっと深いレベルで
しっかりと自分というものを
掴んでいないと、また不安定に
なってしまうということも
わかってきました。
その人自身が、
自分とは何なのか、
何を指針として立ち、
この人生を歩んでいくのか、
というのを、自分で掴む
必要があるんですね。
現在のセッションでは、
迷ったときはここに戻ってくればいい、
という感覚を掴んでいただく
ところまでを視野に入れて、
導くようにしています。
タイミングが来た方には、
私がブログで良く書いている
「内なる神」にリアルに触れていただく
誘導をすることもあります。
それは、とても神聖な体験ですが、
選ばれた人だけに許されるもの
ではなく、本来は誰しもが
それを自身の内に感じながら生きるのが
当たり前のものなのです。
それを妨げているのは、
自分自身に抱いている不信感や無力感、
あまりにも辛すぎて処理しきれなかった
感情や感覚を閉ざしたが故の不感症、
誤解から生じている傷ついた、
神へのこじれた感情と決別の思いなど、
様々ありますが、
そうした要素をそれぞれ癒し、
ニュートラルに自分を開いて
内なる神の真実に触れることへの
抵抗がなくなった時に、それを知ることが
できるようになります。
感じられないからと言って、
内なる神がその人から去ることはなく、
ただ、自分の側が線を引いて
離れようとしているだけなんですね。
だから、本人が忘れていようと
切り離していようと、
神はずっと、その人から離れることは
ありません。
このことが本当なのかどうかも、
時至れば、やがて自分自身で
知る日がくるでしょう。
自分らしく生きると一口に言っても、
性格がどうとか、好みがどうとか、
何ができて何ができないとか、
そういうレベルではなく、
もっと深いところから、
自分という存在を知っていくことが
大切です。
どうやったらそれがわかるのか。
自分と本当に対話するようになると、
自分の内側から、様々な情報が
開示されるようになってきます。
それは、今自分が
何を癒す必要があるとか、
知る必要があるのか、
どう行動すべきなのか、
などなど。
そうした導きの中には、たとえば、
いわゆる過去世と呼ばれるような
今生ではない人生での記憶が浮上する
ときもあるかもしれませんし、
今、読んでおくべき本や、
ここに行きたい！という直感、
会うべき人に会わなければ
という衝動やインスピレーション
といった形で表れる導きもあります。
しばしば、受け取ったものが
頭で考えているものなのか、
内側の深いところから来ている
導きなのかわからない、
と言われる方があります。
確かに、普段から感じることより
頭で考えることが優勢な方だと
なかなかその辺りが最初は
わかりづらいかもしれません。
けれど、感じる感覚が開いてくると、
そこは段々識別できるように
なってきます。
そういう在り方に移行していく
プロセスも、自分をより深く知り、
統合していく大切な道筋なのです。
だから、
最初から完璧にわかろうとせず、
けれども、最低限ハートの導きに
心を済ませて聞く、という姿勢を
習慣にしていきましょう。
人間関係でも、
聞く耳を持っていない人と
親しくなるのは、難しいですものね。
よくわからないけれど、
でも一生懸命聞いて、わかろうとしてくれる、
応えようとしてくれる人なら、
気持ちも嬉しいし、親しみが湧くのでは
ないでしょうか。
そうやって、自分自身との距離を
自分から歩み寄って縮めていくのです。
その積み重ねが、あなたの中の
とても深いレベルの扉を開き、
叡智を人生にもたらすでしょう。
真に自分自身の命の願いを
生きることができますように。
サポートが必要な方は、
ぜひセッション受けてみてね。