本質を受け取る能力を磨く

見える世界のことだと、
目の前にわかりやすい対象があるから
これのこの部分について話しているのだ、
と比較的コンセンサスが得られやすい
ところがあると思うのですが、

見えない領域のことだと、
伝えられているその人自身に
何か下地となるような概念が無いと、
なかなかピンと来ない、
ということがありますね。

様々な方とお話していても、
多くを語らなくても、あるいは、
私の拙い表現でも言わんとしているところを
割と正確に受け取ってくださる方もあれば、

その概念、感覚が共有されるまでに
様々なたとえや別の情報をたくさん入れて
ようやく下地ができてきた、
というケースもあって、

毎回、人それぞれの伝え方を
どんな風にしたら良いだろうか、
と試行錯誤しています。

そんな時、Bluetooth機能とかで
一瞬で概念やビジョン、感覚などが
意図した通りに共有できたら
どんなに楽だろう、と思ってしまいます。

見えない世界だけではなくて、
現実的な見える世界でも、共通認識を
きっちり持たなければいけない場では、
まずは言葉の定義、概念の共有ということが
なされます。

それが無いと、同じ言葉を使っていても
受け取る人によってその意味するところが
違って混乱してしまいますからね。

セッションでは、私が誘導したところに
その方の意識がちゃんと触れているかな?
というのを確認しながら進めているのですが、

ピンポイントでクリーンヒットしている
ときもあれば、当たらずしも遠からず
のときもあり、あるいは、良くわからなくて
彷徨っているときもあります。

クリーンヒットでなくても、
何となく触れている程度でも、
それなりにエネルギーは流れるので、
流れれば多少でも変化は起こっていきます。

そうやって少しずつ核心に近づいて、
間合いを詰めて行くわけです。

言葉は、ある種のコードのようなもので
厳密に使う必要があるときもあるけれど、

仏教用語でいう、月を指す指のように、
言葉自体よりも、その本質を捉えることの方が
大事なときも多くあります。

本質を捉えないままにその言葉が使われた時、
その言葉には力が宿りません。

同じ表現の言葉で表されたにもかかわらず、
人によって受け取られた側への響き方が
全然違うというのも、その言葉に
本質の力が乗っているかどうか、
ということなのだと思います。

たとえば、
ある教えの言葉を使うようになって、
最初は借り物の概念であったとしても、

その概念がやがてその人の中で血肉となり、
実体験の中でその本質に触れ、
体現するようになっていくと、
言葉に宿る響きが変わってきます。

いったん本質に触れたなら、
以降はどのような表現を使おうとも、
その本質から自在に表すことができるでしょう。

月(本質)を伝えるのに、
小手先の指の形にこだわる必要は
もうないのです。

様々な指の形(教え、表現方法)から
同じ本質を読み取りながら、
それぞれの指の形のユニークさを
楽しめるでしょう。

ただ、本質を捉えられていないのに
指から離れてしまってはいけませんよ。

一つの指の形からでは
本質を捉えられなかったとしても、
いくつもの指の形を知ることで、

その立体的な情報から
月(本質)を捉えられるように
なることもあります。

人それぞれ、感性や理解力に
デコボコがありますからね。

すんなり入ってきやすい表現が
あると思います。

自分はこんな風な表現が
向いているんだな、というのを知るのも
楽しみでもありますし、
喜びでもあるでしょう。

自分の感性、能力のデコボコを愛で、
本質を受け取る力を磨きながら、
この世界に様々に展開する本質の多様性、
美しさ、喜びを楽しんで参りましょう。

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