人に弱いところを見せるのって、
あなたは抵抗なくできますか?
そんなの絶対ダメ~!!
って方もあれば、え?全然平気!
どんどん見せて、助けてもらう!
って方もあると思います。
自分はどうかな~?と
我が身を振り返れば、
大丈夫なところもあるし、
ダメなところもある、という
まだら限定な感じです。
大丈夫なところって、
そんなの誰だってあるよ~!
当たり前!くらいに思ってて、
別にそれを何とも思ってなかったり
するのですが、
抵抗あるところは、
誰かに迷惑をかけてしまう
⇒人に嫌な思いをさせる
⇒自分がその立場になったら嫌だ
というのがあるような気がします。
今週の無料遠隔ヒーリングに
繋がる話ですが、
一見、人の為でありながら、
実は自分の面子だったり、
自分の嫌な気持ちがベースで
ロックをかけているんですよね。
なぜそんなにも嫌なのか、
どんな風に嫌なのか。
その不快感のエネルギーを
捉えて行くと、
がっかり、失望感、無力感、無能感、
淋しさ、無価値感などが出てきたので、
これらを受け止めて行きます。
そう言えば、これらの感覚は、
幼い頃からずっと感じ続けてきた、
馴染み深い感覚であったな、と思い至ります。
感情解放ワークの視点では、
出来事は元々あった未完了の感情を
トリガーするきっかけに過ぎないのです。
だから、
その出来事自体がどうこうというより、
自分の中に抱え込んでいる感情自体を
どうにかしないと、似たような別の出来事
が起こる度に、同じ反応をしてしまいます。
それらの感情は、
確かに心地良いものではないが故に
蓋をして逃げてしまいがちです。
でも、敢えてがっつり感じて、
受け止めてみる。
すると、案外それほど大して嫌な感覚
でもなくなってきます。
それまでは、この世の終わり
くらいに思えてたものが、
別にそんなのでこの世は終わらないし、
何なら、素敵なこともまだまだあるし、
と別の視点も持てるようになっています。
そこまでできたら、今度はもう一度
誰かに迷惑をかけてしまう
⇒人に嫌な思いをさせる
⇒自分がその立場になったら嫌だ
の確認を下からしていきます。
⇒自分がその立場になっても、
以前ほど嫌じゃない
⇒人に嫌な思いをさせるというイメージも、
良いわけではないけれど、以前ほど
重くのしかかる感じではない
⇒誰かに迷惑をかけてしまう
という強迫観念みたいな感じも
薄くなっている
といった具合に外れてきました。
そして、元々の命題であった
人に弱さを見せることへの抵抗感ですが、
これも大分減った感じがします。
今回は嫌な感じをそのまま受け止めて行く
だけで結構外れてきましたが、
根の深いものだと、
相手に嫌な思いをさせるところで
何かすごく後ろめたいストーリーが
隠れている場合もあります。
この場合は、絶対に隠したい、
無かったことにしたいそのストーリーを
明らかにして、その後ろめたさを
回収してあげる必要があったりします。
隠したい、人に知られてはならない
というこの思いは非常に注意が必要で、
ダークサイドの存在は、人間のこの思いが
大好物なのです。
この後ろ暗い思いを引っかけて、
奴らは人を暗い方、暗い方に
引きずり込みます。
そして、
自らお天道様に顔向けできないような
気持ちにさせて、自分から光を
避けるようにさせて行くのです。
だから、秘密にしたいと思う時ほど、
実は、さらけ出すことが、
奴らもそれ以上引っ張り込めなくなるので
闇を断ち切るには最良の道なのです。
セッションでもこういう場面には
山ほど遭遇しますが、
その絶望感などを受け止め、
落ち着いて周囲に助けを求めれば、
ちゃんと救いの道はあるんですよね。
でも、もうダメだ、隠さなければ!
と思うほどに、その救いの道が
見えなくなるんです。
そういうとき、ダークサイドの存在は
高笑いをして真っ黒い口を開けて
獲物がこちらに向かって自ら
駆け込んでくるのを待っているのです。
このこと、よく覚えておかれると、
何かの時に役に立つかもしれません。
隠したい、と思う心の奥に、
割と深い闇があることがあるので
要注意、というお話でした。