この夏は、
いつまでも暑い暑いと言っていたのに、
ここに来て、急に空気がぐっと
冷たくなってきましたね。
まるで、この年末に慌てて辻褄を
合わせに来たかのようです。
雪の便りも聞こえてきますが、
みなさんのお住まいの地域では
いかがでしょうか。
私は極度の冷え性なので、
寒いのはホント苦手なのですが、
冷たい冬の、澄んだ夜空は
大好きです。
けれど、最近は年を取ったせいか、
若い頃より、本当に冷えがこたえます。
年を取ったと言えば、
ここ最近、やたらと目が見えづらく、
年に何回も頭痛になんかならない私が、
2週間以上もなんだか頭が痛い。
身体のメンテナンスをお願いしている方に
診ていただいたら、目から来ている
ということで、目のツボや反射区を
暇を見つけては刺激しているのですが、
あまり芳しくありませんでした。
そんなことがあり、
それとは別に、自分の中にまだ
封印されているものが無いだろうか、
とセルフワークをしていたときに、
目の奥にある妙な違和感が
気になってきました。
以前からそれは気づいてはいて、
都合の悪いものを見ないようにするための
仕掛けなのだと理解していました。
よく、霊能力のある人で
何もしないと、色々な見えない存在が
見えてしまって、生活に支障をきたす
方がおられます。
私はそういうのは全くなくて、
元々そういうのは視えないので、
わざわざ能力を閉じる訓練もしなくて
良かった~なんて思っているくらい
なんですが、
実は、見えないようにする仕掛けが
元々入っていたということ
なのかもしれません。
自分でも、これは本来の状態ではない
というのはわかったので、
これが、開くべき封印ということ
なのかな、と思いました。
封印は、何でもかんでも
開けばいいというものではなくて、
閉じているには閉じているなりの
理由があります。
それを開くには、
開いても大丈夫な自分の土台を
築かねばならないし、
開くべき時というのもあります。
また、封印のかけ方によっても
開き方は違ってくるので、
その辺りもチェックする
必要があります。
というわけで、
今はその時だろうか?と封印に
向き合ってみることにしました。
自分でかけた封印なら、
自分で解くことが出来るので、
かつて、封印しなければならなかった
事情に対応できる自分になれている
だろうかと問いかけてみると、
十分に対応できそうだったので、
違和感のある目の奥の感覚に
じっと意識を向けつつ、
解いて行くことにしました。
封をしていたものを解けば、
それによって抑圧されていた
エネルギーが出てきます。
それらを慎重に受け止めて行くと、
目の奥の重さと痛みが
徐々に抜けていきました。
ここ最近の目の見えづらさと頭痛は、
このエネルギーが浮上してきていた
せいなのかな、と思いました。
それ自体が、時を知らせていた
のかもしれません。
目の奥から後頭部、首、背中にかけて
エネルギーがグルグル動いていましたが、
それらは私がとても苦手で、キツイ
感覚、感情のエネルギーでした。
それらを感じていると、
叫び出したくなったり、
何とも言えず、重苦しい気持ちと
疲労困憊したときの体の辛さが
浮上してきました。
確かに、疲れてくると
いつも私はこの感覚に危機感を覚え、
何とかこれを抑え込もうと無意識に
格闘していたように思います。
今は、抑圧しないで、
このエネルギーを感じ、受け止め、
統合していきます。
瞬間瞬間、体の中で変化していく
エネルギーを追っていてふと気づいたのは、
左の肩甲骨から肩、腕にかけて
反応が強いということでした。
この部分はよく、
ヨガでも指摘される部分でもあり、
色々合点が行くことがありました。
さらにそれは、
ハート、みぞおち、肚の底にまで
抜けて行って、想像以上に
超高密度に圧縮された怒り、嘆き、
悲しみ、やるせなさなどの
エネルギーだったとわかりました。
こんなものを抱えていれば、
そりゃぁ何もしなくても疲れるし、
消耗しているはずです。
言葉にならない
たくさんの思いや感情を
心と体でしっかり受け止めて
行きましたが、
そこそこ体の奥が軽くなった
感じはあります。
けれど、
後から後から浮上してくる
ものがあるので、まだしばらくは
かかりそうです。
ということで、
気長に取り組むことにします。