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さて。
エネルギーワークは意識操作が基本ですが、
エネルギーを拝見していると、
本当に意識したところに、
意識したようになるんですよね。
たとえば、バリアをイメージして
エネルギーをかければそれなりにバリアが
構築されますが、
その人の意識密度や熟練度によって、
バシッとしっかりしたバリアが張れる
人もいるし、
まだらだったりスカスカだったり、
ふにゃっとしたバリアしか
できていない人もいます。
また、その人の意識が
どの領域、深さまで捉えているかで、
エネルギーが届く範囲は随分違います。
肉体的な領域を主に捉えて
エネルギーを流せばそのように流れるし、
さらにもっと奥深い領域まで捉えていれば、
そこまで流れます。
よく、レイキなどアチューメント系の
エネルギーは無心で流すのが最大の効果を
もたらすと言われますが、
それはただ何となくぼんやりと流していれば
そうなるという意味ではなくて、
無心で流しながらも、
対象に触れ、無言で対話する中で、
どれだけ明かされる秘密を受け取れるか、
というところは問われると
私は考えています。
エネルギーをかける側の、
治してあげようとかこうなれ！みたいな
一方的に押し付けるような意図は
不必要なものだと思いますが、
働きかけをしていく中で、
対象の側から自然に扉が開くように
湧き上がってくる情報があるんですね。
それを逐一受け止め、
それが変化していきたいように
変化していくのを見届けます。
感情解放のセッションでは、
もっと意図的にエネルギー操作を
していますが、
それはどこか、遺跡の発掘作業とか、
素材と対話しながら素晴らしい作品を
作り出す職人さんたちの仕事にも似て、
対話が大事なのは
どんなお仕事でも一緒ではないかな
と思います。
同じ分量で、同じ手順を踏んでいれば
必ずしも毎回同じ結果が出せるわけではない
ところが仕事の醍醐味なわけで、
実際の状況を自分のあらゆる感覚で
捉えながら対応していく部分は、
どうしてもありますよね。
そういう感覚と対応能力を
どこまで自分のものにできているかが
熟練度ということになるでしょう。
エネルギーワークは目に見えない分、
そういうものを感知する能力が未熟だと、
出来ているつもりで出来てないことが
わかりにくいという難点があります。
けれども、
目に見える分野のことでも、
見る人が見なければなかなかわからないとか、
気付けないとこともあるわけで、
目に見えない世界でも、
見るべきポイントを知って、
さらに繊細に、奥深く見ようとする感性が大事
というのは同じだと思います。
目に見えないからこそ、
厳密に結果を追求していくことから
チェックしていく姿勢は必要ですね。
エネルギーワーク以外でも、
普段の日常生活の中での意識の在り方が、
その人の放つエネルギーにすごく表れていて、
それがものごとを実現していく力とか、
交渉能力、リーダーシップなんかにも
関係してくるんですね。
自分軸をしっかり持って、
抜け目なく、場をホールドできていると、
その場にいる人は無意識にもその人に
一目置くようになりますし、
信用、信頼できる人、という認識に
なりやすいです。
自分軸が無い人がそういう人の側にいると、
どこか安心できるので、心地良く
依存できる感覚になったりしがちですね。
まぁこれは良くも悪くもでしょうが、
そういう状態を利用しようとする人には
まさにカモでしょうね。
カリスマ性のある人というのは、
ある種、人に心地良い夢を見させる
意識のエネルギー密度とボリュームの
飛び抜けた人をいうのかもしれません。
その他、夢を実現しようとする人の
意識エネルギーがフワフワしているのか
しっかりとした密度と方向性を持っているのか
などを見るのも、その人の本気度が
見えてきますね。
そう考えると、
願望実現なども、エネルギーワークの延長線上に
考えられるかもしれませんね。