感情解放のセッションをしていると、
色々と興味深い存在に出会ったり、
話を聞いたりということがあるのですが、
今回は「悪魔の種」について
話をしてみようと思います。
ちなみに、私はよく
悪魔や小悪魔、魔物、妖怪、宇宙人など
といった存在のお話をしますが、
私個人としてはそれが本当に
存在するのかどうかはどうでもよく、
彼らと話をしてみて、それに沿って
対応していくと、何だか実際に
現実が良くなっていくのなら、
それでいいんじゃない?くらいな
考え方をしています。
ですので、この話も
まぁそんなこともあるのかな、
くらいな気楽な気持ちで
聞いていただければ幸いです。
セッションで掘り下げをしている時、
どうにもその人自身の感情や考えとは
微妙に異質な感触のある感情や思念が
ふっと読み取れることがあるのですが、
そういうとき、
それが本当にその人自身のものかどうかを
チェックします。
そこで異物が入り込んでいるとわかると、
それがどんな存在なのかをさらに
見ていきます。
今回取り上げるのは、ダークサイドの代表、
悪魔さんですが、もちろんこれは
本人がそう言っているので自称です。
その悪魔がその人の心に
様々なよからぬ感情や思念を掻き立て、
真実に目覚めないように色々な邪魔を
していることなど、
彼らはいったん自分の存在がバレてしまうと、
割とペラペラと何でも白状してくれます。
バレちゃぁ仕方ねぇ。みたいな感じで、
今まで隠れてコソコソうまい汁を
吸っていたのが、バレてしまうと、
そういうことがすごくやりにくくなって、
居心地が悪くなるみたいなんですね。
本人と何らかの契約をしていることも
よくあるのですが、勝手に入り込んで
悪さをしていることもあります。
契約をしている場合は内容を精査して、
矛盾点などを突いて解除の交渉を
していくことになるのですが、
まぁ、ダークサイドの契約なんて、
ほぼすべてが詐欺ですよね。
力を与える代わりに魂を取っていたり
するのですが、与えると言っていたものは
与えられず、取るものだけ取ってさらに
永劫闇に束縛されるようになるわけです。
だから、これって詐欺だよね?
と突っ込むと、彼らは
まぁ、そうだな。悪魔だしな。
とか言って開き直ったりします。
確かに、悪魔だし、道理もへったくれも
ないのですが、そこからさらに、
じゃぁこの人から取っていったもの、
全て返してくれる?と交渉していきます。
中には、甘い汁を吸い取るために、
妙ちくりんなインプラントや
変なプログラムを仕込んでいたりするので、
それも全部引き上げてくれるように
要求します。
ここで、どうせ私にはわからないだろうと
また帰ってきて甘い汁が吸えるように
それらを残していこうとする輩も
あるのですが、
チェックすると何だか変なものが
残っているのがわかるので、
ちょっとちょっと、まだ残ってない?
と何度かそういうやり取りをして
全部きれいに引き上げるまで
やり取りすることもあります。
そうしたインプラントの中で、
「悪魔の種」みたいなものが
見えたときがあって、
それをその人に仕込んだ悪魔に、
これは契約の前に仕込んだものか、
契約後に仕込んだものなのかを聞いた
ことがありました。
そうしたら、それは契約前、
まだその人が闇落ちする前に仕込んだもので、
それを育て、やがて芽吹いていくと、
その人は闇側に堕ちていくのだと
言っていました。
これまで、闇に取り込まれてしまった人を
様々見てきましたが、それらの人たちは、
実際に闇落ちするずっと前に
ダークサイドに目を付けられて、
暗い囁きを受けながら自ら光に背を向け、
やがて闇に飲み込まれていくパターンが
あることは知っていました。
けれど、こういう悪魔の種のようなものが
仕込まれているのは初めて見ました。
種は仕込まれても、自然界の種と同じで、
多分条件が整わないと育たないでしょう。
何がこの悪魔の種をすくすく育てるのか。
まぁ、わかりそうなものですよね。
心に四季があってもお天気があっても
良いけれど、薄暗く重苦しいと、
こうしたよからぬ種にとっては
都合の良い環境かも知れないので、
できる限り、晴れやかな心で
いたいものですね。