セッションでクライアントさんを
リーディングしていて、
エネルギーライン（ナーディ）が
結構がっちり詰まっているのを
お見掛けするケースがあります。
先日もそういう方がいらして、
その方はヨガをされる方でしたので、
セルフケアとして、浄化系の呼吸法を
強化して取り組まれることを
お勧めしたのですが、
呼吸法って、こういうのを見ると、
本当に運命改善に役立つと思うのですよね。
単に健康法としてもすごく良いのは
もちろんですが、エネルギー的な滞りや
詰まりがあるということは、
心も決して軽くはないはずです。
感情解放ワークもみっちりやれば、
かなりこうしたエネルギーの詰まりは
解消していきます。
実際、セッションやセルフワークの後で、
声の通りや響きが良くなるとか、
味覚が変わって食べ物がおいしく感じる、
以前はできなかったヨガのアーサナが
軽々とできるようになったなどの
身体的変化に加え、
ものごとの感じ方、反応の仕方が変わった、
以前は言われてもなかなか腰が重くて
行動に移せなかったのに、気が付いたら
自然に行動できていたなどといった
変化も出てきたりします。
人によって、変化の表れ方は違いますが、
こうした内部のエネルギー的な変化が
肉体や精神的なものに連動しているのは
確かだと思います。
現状の運気や体調、内面的なコンディション
を整えるのに色々なアプローチが
ありますが、
複数の方法を取り入れながら、
同時進行でされると相乗効果も
高いのではないかな、と思います。
空間の浄化も、いくつかの浄化法を
重ねて行うとより効果的なのは、
一つの浄化法では対処しきれない領域の
邪気に、別の方法が有効だったり
するからです。
洗剤も、泥汚れに強いとか
油汚れにはこれとか、色々ありますよね。
常に自分の心と体に向き合いながら、
今の自分の状態を見て、どんな方法だったら
それが解消されるのか、試行錯誤
されてみたら良いと思います。
これまであまり内観をされてこなかった方は、
自分自身に注意深く意識を向けるという
習慣が無いので、ほぼ自分がお留守状態
なんですね。
それはあまり良くないというか、
色々な意味で危険なことでもあるので、
今自分が何を感じ、何を思っているのか、
何を望んでいるだろうか、ということに
逐一気付いていく、問いかけていく
習慣を持ってみましょう。
最初は慣れなくて戸惑うことも
あるでしょうが、続けて行けば
ちゃんと今の自分の状態に気づくように
なっていきます。
そして、気づけたら、
それに応答して適切に行動することが
できるようになっていくわけですね。
当然のことながら、自分がお留守で
自分の状態に気づいていなければ、
適切に応答することはできません。
だから、限界を越えて無理をしてしまうし、
心がボロボロになるまでアクションを
起こせないし、自身の尊厳が
傷つけられているのに、
ヘラヘラ笑っていたりできるのです。
自分に意識を向けるということは、
自分自身の基盤をしっかり掴むことの
第一歩です。
けれど私たちは、人生のある時期に、
そういう感覚を閉ざす在り方を
選択するようになることがあります。
この世界で生きて行く辛さが耐え難いので、
感じないようにして生き抜く選択を
するのですね。
けれどもこれは諸刃の剣で、
自分自身をとても傷つける代償も
ついてきます。
傷ついた痛みを感じなくても、
傷ついていないわけじゃないのと
同じことです。
自分を幸せにするのは
この自分の責務です。
その責務を果たすために必須なのが、
自分自身の状態に気づくことなのです。
体に意識を向けること、
心に意識を向けること、
奥深い霊性の領域に開いて行くことは
私たち人間の健全性にダイレクトに
関わることです。
自分自身よりも外側に強烈に
意識を引っ張るものには、
注意して在りましょう。
そして、引っ張られたとしても、
必ず自分自身に戻ってくるように。
自分をお留守にしてはなりません。