エネルギーワークというと、
何か特別な人がやるもの、
というイメージを持っている方、
まだまだいらっしゃるようなのですが、
色々なヒーリングテクニックが紹介され、
手軽に様々な講座が受けられる昨今、
それは全くもって、特別なこと
ではありません。
やってみたい!と思えば
誰にでも道は開かれているし、
基礎的なワークであれば、
本人の実感はともかく、
誰でも扱えるようになります。
レイキなんかはその代表的なものですが、
こうしたヒーリングテクニックは、
ある特性を持った人には、
特に意義あるものになるのではないか、
と思ったので、書いてみます。
きっかけになったのは、
数年来のお付き合いになっている
クライアントさんで、
色々なことがあってとても悩んでいた
時期から、ことあるごとにサロンに
足を運んでくださっている方でした。
この方はとても真摯にご自身に向き合い、
学び、成長されてきていて、
お会いするたびにぐんぐん変化していく
ご様子が見て取れるので、いつも
お会いするのが楽しみでした。
先日も色々なテーマに取り組んだのですが、
中学生になるお嬢さんの生活態度に
とても手を焼いていらっしゃいました。
詳細は書けないのですが、
リーディングしていくと、
とても敏感な気質と感性を
持っていらっしゃるお嬢さんで、
それがゆえに、
学校など日常生活を送るだけでも、
過剰すぎる感覚刺激や周囲の人の思念を
受け取って、それがうまく消化できずに
バグを起こしているような状態に
なっているように見えました。
だから、思うように動けなかったり、
意識が体から抜けている状態に
なってしまっていたのでした。
そんなお嬢さんを拝見していて、
これ、私にも覚えがあるな~と
自身の子供の頃を思い出していました。
私は、自分が敏感な気質だと知ったのは
ほんの最近、なんなら去年くらいに
HSPのウェブでの簡易テストを
してからで、
それまでは、自分はとても鈍い人間だ
という認識でした。
実際、子供の頃、特に小学生の頃なんかは
先生も親戚からも、どんくさい子、
鈍すぎる子だと思われてましたし、
そういう扱いや言動を受けていました。
自分の実感としては、
学校はものすごく疲れるところで、
帰ってくると、いつもぐったり
してましたし、
その上、ほぼ2つ以上の習い事を
毎日させられていたので、
休まる暇がありませんでした。
学校にいるときも、今思えば、
ほぼ意識は体から抜けた状態で
過ごしていたと思います。
とにかく、
騒ぎまくるクラスメートの中で
一日を過ごすのが辛かったのですが、
当時はそういうのが日常だったので、
そういうものなのだと思っていました。
そんな状況の中で、
自分の感覚を開いていることは
ある意味危険だったので、
ある時期に閉ざしたことを
覚えています。
だからとても鈍い子供だった
ということは、あったんじゃないかな
と思います。
敏感過ぎるが故に、
自分を鈍くさせているので、
周囲からは鈍くてトロい子だと
思われているというケース、
実は結構あるんじゃないかな、
と思ったわけです。
こういう気質を持った人にとっては、
そのままで人間社会の中を生きて行くことは
ガラスの破片が混じった砂嵐の中に
むき身で飛び込んでいくようなもので、
ボロボロに消耗していきます。
そうでない人にとっては、
何でそんなに疲れてるの?
って思われるでしょうが、
本人にとっては、死活問題なのです。
私のこの傾向は、
社会人になっても変わらず、
適切に対処する術を学ぶ機会も
ヒーリングを学ぶまでは全くなかったので、
前職で心身ともにボロボロになった要因の
一部にもなっていると思います。
ヒーリングを学ぶようになって、
自分のエネルギーフィールドに
人の思念が入り込んでいたり、
切り裂いていたり、
自分が引き受けなくて良いものを
引き受けて疲弊していたり
という現象について知り、
対処して行く学びを重ねて、
今では、深く人の心に関わる
仕事ができるまでになりました。
多くの人は、
そこまでになる必要はなくても、
敏感過ぎる感性の気質の方は、
少なくとも、
自分のエネルギーフィールドに
入り込んだノイズをクリアにし、
プロテクトや整える術を持っていた方が
生きやすいだろうと思います。
ヒーリングのテクニックは、
特別なものではないので、
アチューメントを受けるとか、
何かの講座を受けるとか、
自分のやりやすいものを
学んでおくと良いでしょう。
サロンでも、
いくつかのエネルギーのアチューメントを
行っていますので、相性のお見立てなど、
ご希望の方はぜひご相談くださいね。