見捨てられる痛みのワーク

今日も「開かずの扉」の向こう側
の続きです。

(みんなそろそろ飽きた?笑)

前日のワークでの思わぬ気付きで
魂の奥底に刻んでいた恨みが
随分解けたな~と感じるのですが、

依然として、導きに対する分離感は
根深く残っていました。

導きは、必ずしも喜びにつながる道
ではないし、本当に私という魂に
深く愛を満たすようなものではない
という思いがどうしてもあって、
冷めた目で離れて見ている、
みたいなスタンスになってしまうのです。

これまで何度もその思いが湧いてきては、
導き=神とはそういうものだと
自分を納得させてきたし、そのことに
底知れぬ虚しさと悲しみも感じていました。

と同時に、
神にとっては人間など紙屑以下
のようなものであるのに、
それ以上を望んでしまうこと自体が、
間違ったこと、悪いことのように
思ってしまう変なところもあって、

そもそも望むべくもないものを望んで
虚しさを感じている自分をどうにもできず、
持て余してきたのでした。

そんなことを感じ、思いつつ、一方で、
かつて一度だけリアルな神に触れたときに
感じたのは、その思いを完全に否定する
ものであったのも事実なのです。

この矛盾に、決着を着けなければ、私は
この先も混乱し続けてしまうでしょう。

自分の中心に意識を向けていると、
微妙なわだかまりが感じられて、
ひたすらこれを辿っていきます。

導きに対してハートを開こうとすると、
ネガティブなグレーの煙幕が張られたみたいに
靄がかかります。

ハートの導きに繋がろうとしているのに、
実際のところはこうやって抵抗して、
繋がりたくないみたいですね。

その辺り、さらに掘り下げていくと、
最後の最後で見離されるという
痛みが出てきました。

どうせ最後には捨てられるんだよね、
というこの思い。だから関わりたくない
と思っているようです。

この思い、私自身のものもあるのでしょうが、
何だか複数の御霊の人生の思いが
重なっているようでもありましたので、
自分の気持ちと同時に、そうした
御霊たちの浄化も行って行きました。

実際のところ、
導きが私を見捨てるのではなく、
私の方が、導きから離れるのですよね。

あまりに深い絶望やショックに動揺して。

けれども、その瞬間にも、
導きは確かに、私を離れてはいないのです。
ただ、私にはそれが混乱の中で、
捉えられなくなる。

ふと、イエスが十字架の上で語ったとされる
「神よ、なぜ私を見捨てるのか」
というあの言葉が重なりました。

こういう場面というのは、
人類に共通のものがあるのかもしれませんね。

もしそうであるなら、
これも一人一人が越えていかなければ
いけない、関門なのかもしれません。

余談ながら、
レナード・ジェイコブソンは、
日本で発売された唯一のDVD
イエスの解放」の中で、

このときイエスの精神に何が起こったのかを
一人芝居の形で語っています。

精神が崩壊して行った後に、
いかにこれが復活していくのか。

人智では到底図れない、ある意味、
イニシエーションなのかもしれません。

壮大な迷路からの出口を見つける
必要があります。

けれど、どんなに優れたマスターが
道を教えてくれても、
代わりに歩いてくれるわけではありません。

自分で道を歩まなければいけないのだけれど、
必ずしもマスターと同じように
歩けるわけではないから。

そういうところを自分で埋めていく中で、
自分だけの発見があったりして、
それが有機的に自分の中に組み込まれ、
血肉になっていくのでしょう。

そんなことを思いつつ、
マスターと自分の歩みの乖離を埋める
苦しみに、随分長いこと悶えてきたなぁと
改めて思います。

ここに、未だに統合できていない、
ものすごく苦手な感情があるのですよね。

惨めさと悲しみと絶望感のトリオです。

今、それがやっと捉えられるところまで
来たので、ボチボチお迎えに
行くとしましょう。

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