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さて。
これまで、繰り返し
自身の真実を生きることについて
お伝えしてきました。
それはとても耳触りの良い言葉ですが、
実際は、人生の劇薬でもあり、
この上ない妙薬であったりします。
それを選ぶにも、
嘘偽りを重ねてきた人にとっては、
ある程度の覚悟を要する薬です。
けれど、いったん心を決めて
自身の真実を生きることを選んだ人は、
その瞬間から解毒が始まります。
再び、誇りを取り戻すのだ!
と目に力が宿り、苦しい状況の中でも
以前のように容易く流されたり
しなくなっていきます。
少しでも踏み留まろう。
もう情けない自分はやめるのだ!
というその志が、あらゆる淀んだ要素を
洗い流していくのです。
最初は些細なことと思うかもしれません。
うまくできなかったと、自分の不甲斐なさに
がっかりするかもしれません。
それでも、最初から完璧にできなくても
良いのです。
小さな成功体験の積み重ねで、
自分にもこれくらいできるんだ!
という実感が持てるように
なっていきます。
そうしたらしめたもの。
ますます変化していく自分が
楽しくなってきます。
気付いたら、
何をやっても変わらないんだと
諦めて不貞腐れていた自分はどこへやら。
こんなにも変化した自分になれたのだな、
と、その大きな変化に、自身の歩みの
確かな果実に、自信と誇りを持つように
なるでしょう。
自分にできるはずがない。
どうせ無理だ。
やるだけ無駄。
もうこれ以上失望したくないんだ。
などという思いで
やる前から諦める癖がついている人って
いますね。
その思いは、どこから来ていますか?
ずっとそんなことを誰かに
言われ続けたのでしょうか?
それとも、耳元で誰かが囁いていますか?
その思いは、あなた自身の思いでしょうか?
ちょっと疑って、確かめてみてください。
思いや気持ちを暗い方、暗い方に
引っ張って行こうとするよからぬ者が
囁いていることがよくあるんですよね。
まぁ、そういう輩がいてもいなくても、
無理だ、無駄だ、できるはずがない
と言うその思いは、あなたにとって
真実でしょうか?
確かめましたか?
絶対にそうだと言い切れる
のでしょうか?
考えるのも嫌になっていますか?
嫌になっているのは、
誰でしょうか?
本当に、あなた自身でしょうか?
頭ではなく、
自身の最も深いところ、
真実を知っているところに
心を澄ませてみてください。
ハートの声に耳を塞いでいる人は、
なかなか答えを取りづらいかも
しれませんが、
じっとハートに心を澄ませてみて、
返事が返ってこない、
シ~ンとしているということは、
少なくとも、
絶対に無駄でできないとは言えない
ということでもありますね。
良く知りもしないのに、
可能性を断つような言葉を
自分自身に向けて投げ続けるのは
どうなんでしょう?
そういう人の現実には、
鏡の法則から読み解くと、
ひょっとしたら、
自分のことを良く知りもしない人から
無いこと無いこと、誹謗中傷されている
という現実を引き寄せてしまっている
かもしれません。
もしそういうことがあったなら、
相手がしていることは、
あなたが、あなた自身にしていること
だと知るように。
そんな現実が嫌なら、
自分が自身にしていることを
この瞬間から止めることです。
彼らがあなたに向ける眼差しが、
あなたがあなた自身に向ける眼差しに
重なるのです。
あなたの眼差しが愛になれば、
あなた自身の真実を知ろうという
誠実な眼差しになれば、
鏡は瞬時に変わります。
あなたの人生が生きやすいかどうかは、
あなたが、自分自身に向ける
眼差し次第なのです。
誇り高く、愛を生きる
あなたであるように。