普段、大抵の気分や感情は
対処できると思っているのですが、
ここ最近、そう言えば苦手だった
と思い出した感情が一つあります。
それが、対処法がわからなくて
途方に暮れた時に湧き上がってくる
何とも言えない不安感です。
最近は普段あまりやることのない
様々な手続きをたくさんやっている
のですが、
一つ、どこから手を付けたら良いか
わからない手続きがあって、
そのことを思うとお腹が痛くなって
気持ち悪くなってきます。
窓口がどこで、何をしたら良いか
わかるものは問題ないのですが、
それに関しては色々と事情が複雑で、
まずはどこに連絡したらよいのかすら
わからないのです。
しかも、放置するにはあまりにも
負担が大きく、先延ばしにも
できません。
取り敢えず、関係する会社に
一つずつ連絡してみようと
思っていますが、さて、どこからどう
説明したものか、と途方に暮れる
思いです。
本当に気が重いことですが、
この気持ちの悪さをじっと感じていると、
この感覚、確かに何度も人生で
繰り返していたな、と思い出しました。
子供の頃は、不安感のとても強い子供で、
習い事に出かけていくのも毎回、
恐かったし、体育や理科の実験など、
教室を移動するのも緊張するくらいでした。
社会人になると大分図々しくなってきて
そこまでではなくなりましたが、
前職で職場環境が大きく変わった時、
わからないことがあっても、
誰に助けを求めたら良いのか、
さっぱりわからないような状態になり、
一人で抱え込んで心身を壊してしまった
ことがありました。
窓口がわかればどうということは
なかったのですが、そのときも
それが全く見えなくて毎日混乱し、
途方に暮れていたような状態でした。
その時のことは随分癒してきたのですが、
まだこれだけ強い不安感が浮上する
ということは、カケラ君が残っていた
のでしょうね。
ついつい頭でどう行動したら良いか
と考え込んでいたのですが、
まずは感情のエネルギーに対処すること
が先でした。
そこがクリアになると、
頭の回転も良くなり、直観力も働き、
ぐっと効率よく動けるようになります。
だから、まずは自分の感情にフォーカスして
それに対処することが行動を起こすよりも
先なんですね。
自分の体にじっと意識を向けていくと、
余程不安でストレスだったのか、
下肚からみぞおちの当りに固いしこり
のようなエネルギーの塊がありました。
どうしたら良いかわからなくて、
強烈なプレッシャーをかけられながら
固まっている状態です。
先日、母のことを思って
母は一人で不安を抱えていたのでは
ないかと思ったときに、何とも切なく
やりきれない気持ちになったのですが、
それも、自分の中のこの気持ちが
統合しきれていなかったからだと
思い至りました。
自分の中の、不安で途方に暮れている
カケラ君を、助けに行かなければ
いけませんね。
問題を抱え込んでいるので、
緩めて少し問題から離してやると、
深く呼吸ができるように
なってきました。
自分一人の我力で解決しようと
頑張ろうとしているので、
緩んだところで「助けて」と言うのを
自分に許します。
人に助けて、と言うのはできるのですが、
見えない存在に助けて、とメッセージを
送ってしまうと、変な輩に付け入られる
ような気がして、今までできなかった
のですが、
最高最善に私を助けてください
と言うことで、それは回避できそうだ
と思ったのでそうすることにしました。
そうしたら、随分心が軽くなりました。
ちょっと道筋も見えてきそうな感覚
にもなっています。
状況は変わっていないのに、
心の状態で問題と見えることの印象も
随分違って見えるものです。
一人で抱え込まずに済む方法を
知ったので、もう大丈夫そうな気がします。
さて、これで行動してみてどうなるか。
明日以降の流れを観察していくことにします。