最近ものすごく意識していること
があって、それが何かというと、
自分や他者の中にある可能性に
如何に気付き、開いていくか、
ということです。
可能性というのは誰の中にも
あるものだと思うのですが、
それに気づいているのと
いないのとでは、生き方が
違ってきます。
また、可能性は
それがあるというだけでは
未だ発現せざる力のまま、
眠っているので、それを使える
ような自分になっていかなければ
この世界で意味を成しません。
だから、自分でそれに気づいて、
それを使いこなせるように
自分を磨き、育てていくことが、
その人の生き方であり人生
になっていきます。
そういう力に、
如何に気付いていくのか。
誰かに言われたとしても、
それを確かに自身の内に認識
できなければ、ただの夢物語の
妄信にすぎず、
それを開こうとしても、
まるで雲をつかむような話
になってしまうでしょう。
だからこそ、
自分を深く知る感性が
大事になってくるのです。
自分自身の内なる声に
注意深く心を澄まし、
応答していくことを繰り返す中で
自身のより深い領域と対話していく
感性が培われて行きます。
ここを横着して他者に頼っていると、
うまく行っているように思えても、
最終的にはその在り方は、必ず
うまく行かなくなります。
どんなに不器用でも、遠回りに思えても、
そこは自分で試行錯誤しながら、
時には他者のアドバイスなども受けつつ
自分で判断できるようになって
いかなければ、いつまでも
半人前どまりです。
自分の人生を自分で引き受ける
肚も育ちませんしね。
自分で引き受けるからこそ、
今の自分にどこまで何ができるのか
という判断をシビアにするようになるし、
何をすべきなのか、すべきでないのかを
慎重に考えるようになるでしょう。
そのような積み重ねの中で、
必然的に自己探求は深まっていきます。
その探求の歩みが、
自身の可能性を磨き、開いていく
プロセスになるんですね。
自分自身にどんな可能性があるのか。
自身の深奥に意識を済ませ、
自分の中に、まだ気づけていない、
使えていない力があるだろうか？
と聞いてみると良いでしょう。
どんな力かというのは後にして、
まずはそんな力があるのかないのか、
とのみ問うてみてください。
頭で考えても答えは出てこない
でしょうが、頭ではない、あなたの中の
「既に答えを知っている領域」から、
響いてくる答えがあるでしょう。
ある、という答えが来たとしたら、
その答えが響いてきたところに向かって
さらに意識を済ませていきます。
頭で具体的な答えを取りに行こう
としないでください。
ただ、まだ見ぬ力がある、
というその力の感覚を
じっと感じてみるのです。
本当に内なる声が受け取れているなら、
その力の感覚が紛れもなく真実である
ということが、理屈抜きにわかる
と思います。
それがあなたの可能性なのです。
それを知り、それを磨いていくのが
あなたの人生です。
その感覚に、じっと自分を
チューニングしていくことで、
導かれて行くものがあります。
誰かに言われるからそうか、と
納得するのでもなく、
自分自身で「知る」ことが
何よりも大切です。
他者からのアドバイスは、
ここに導くものでなければ
なりません。
決して、自分にはわからないことを
妄信するような使い方をしては
なりません。
未だ発現せざるこの力を、
あなたはどのように開いていく
でしょうか。
ここからさらなる探求が始まります。
唯一無二の、あなたの人生です。