来週14日(火)19時より、
新年最初の満月のオンライン瞑想会を
行います。
昨年からの課題を引き継いで、
冬至を越えて新たな年、
どんなスタートを切るか、しっかり
方向性を確認していきましょう。
今年はガンガン、みなさんの中の
可能性を呼び覚ましていく
瞑想会にしたいと思います。
ぜひぜひふるってご参加くださいませ。
詳細、お申込みはこちらから。
⇒満月のオンライン瞑想会
さて。
本当に大事に思うから、
おいそれとは近づけないとか、
素直になれない、ということが
あります。
どうでも良いことなら
遊びがてら、気楽な気持ちで
関わることができるのだろうけれど、
本気で向き合うとなると、
向き合うものや人が純粋であれば
あるほど、
そこに鏡の如くに
自分のあらゆる歪みや怠慢、未熟さが
映し出されて、向き合うことが
とても辛く感じられます。
向き合うものが本物でなければ、
そこそこ良い人、良い子を取り繕って
できる振りもできるかもしれませんが、
相手が本物であるとき、
そんなものは通用しません。
その辛さに耐えられないと、
距離を取りたくなるんですね。
けれども、
その距離を取ったままの自分で
いいのかどうか。
それではいけないと思うのなら、
鏡に映るあらゆる自分に対峙する
気構えは必要です。
引くことのできない真剣勝負で
どこまで自分を保てるのか、
さらに深く切り込んでいけるのか。
そのプレッシャー、緊張感の中でこそ
磨かれるものがありますよね。
ゆるフワがもてはやされる
時代の風潮にあって、
時にはそういうプレッシャーの中に
身を置くのも、ものすごく自分の領域を
広げ、深めていく良い機会です。
そして、そのように大事にしたい
ものや人に出会って、
自分の精神の純粋さの極みを
追求できる機会を人生の中で得ることは、
実に幸運なことだと思います。
絶好の機会を無駄にすることなく、
逃げずに、不退転の決意で
向き合ってみたらいいと思うのです。
その経験は、必ずあなたの
人生を豊かにする糧となるでしょう。
そのチャンスを、
生かすも殺すも自分次第。
自分で在り方を決めるんですね。
そういう積み重ねをしてきた人は、
一歩も二歩も抜きんでた存在感を
放つようになります。
そうしてその人は、
後に続く人達にとって、
かつて自分が対峙し続けてきた
鏡の役割を受け持ち、
指針となっていくでしょう。
そういう在り方の精神性が
継承されて行くことは、
自分が対峙し続けてきたものへの
ご恩返しでもあり、恩送り
ということなのだろうと思います。
もう逃げない、と決められるまで、
私はどれだけ逃げてきたでしょう。
受けた恩を返すこともできないままに、
いい加減に放り投げてきたのでしょうか。
そもそも、自分が恩を受けたことすら
自覚がなかったかもしれません。
けれど、魂の長い長い旅路は、
気が遠くなるほど遅く拙い歩みを
してきた私にも、
ついに自分に注がれてきた恩に気付き、
それに応えると心を決めるところまで
やってくることができました。
ここまで、どれだけの不成就の人生を
重ねてきたのだろう、と思います。
どれだけの温かく深い眼差しを注がれて、
不平不満を言ってきたでしょう。
もう言い訳をしないで、
ただただ毎瞬、自分に与えられた機会に
精一杯応えていくのみです。
年が明けたばかりですが、
この年の暮れにはどんな自分に
なっているか。
やり切った充実感で
過ごせると良いな、と思います。