待ちに待った今日この日、
冬至がやって来ました。
2024年の冬至の日は、
東京の日の出が6時47分頃、
日の入りは16時32分頃で、
昼の長さは約9時間45分だそうです。
夜が最も長い日であり、
ここから夏至に向かって、
昼が長くなっていきます。
太陽が生まれ変わる日と言われ、
世界中でこの日をお祝いする
儀式が行われたりします。
クリスマスも、元々は
冬至を祝うお祭りだったという
説もありますね。
日本では、この日にゆず湯に入ったり、
「ん」の着くものを食べて運気盛りという
縁起担ぎをする習わしがありました。
れんこん、ニンジン、かぼちゃ(なんきん)、
銀杏、かんてん、きんかん、う(ん)どんは、
冬至の七草と呼ばれるそうです。
また、小豆粥を食べるのも良いそうですね。
昔ながらのそんな風習も、大分すたれてきて
しまっていますが、そういう季節の行事を
楽しむ感性も、大事に伝え残していきたい
ものです。
季節の節目節目を大切して過ごすことは、
死と再生を繰り返して命を永遠につないでいく
営みに繋がります。
生まれ、成長し、成熟し、朽ちていく。
その折々の命の味わいを愛でていくことで、
自身の命を昇華させていきます。
生きるということは、
本来、それそのものが神聖な営みです。
ご自身の今現在が喜びとともに在る方も、
難しい状況にある方も、どうぞ今この瞬間、
ご自身の本来の命の光を感じて、
お祝いしてみてください。
自身の命と、自身の生きる世界を
呪ってはなりません。
もしそうしてしまうと、
その人は呪われた命で、呪われた世界を
生きることになってしまいます。
だから、心からの祝福をするんですね。
今、ご自身の生きる世界を振り返ってみたら、
これまで自分が呪ってきたのか、
祝福してきたのかわかるでしょう。
2024年の冬至も、
確かに一つの通過点ではあるでしょう。
けれども、ここをどんな自分で
潜り抜けていくのかで、
未来は無数に分岐していきます。
そして、
その先であなたはさらにパワフルに
光り輝いて、世界を祝福していくのです。
ここまで、あなたは様々な人生の苦難を
越えて来られたかもしれません。
どうして世界はこんなにも非情なのかと
世を恨み、神を恨んだかもしれません。
あなたの体験してきた人生が
たとえそうだったとしても、
あなたの命は祝福されていること、
あなたのために、祈ってくれていた
存在があったことを、知ってください。
そうでなかったとしたら、
あなたは今ここに生きていて、
これを読んでいることはなかったでしょう。
ハートに聞いてみてください。
本当にそうなのか?と。
自分の魂は、これまで一度だって
祝福されたことがあったのだろうか?
こんな自分のために、祈ってくれていた
誰かがいたのだろうか?と。
もし、ハートの答えを聞くことが
できたなら、あなたは時空を超えて、
その祝福と祈りを受け取るでしょう。
それらは、
ずっとあなたに受け取られることを
待っていたギフト。
その愛を受け取ったあなたは、
自身の内なる愛の泉に気付きます。
そうして、
尽きせぬ源泉から溢れ出る愛によって、
今度はあなたが生きる世界を祝福し、
満たすのです。
あなたが開く世界に、祝福を。