いよいよ今年も残すところ
あと１か月となりました。
早いものですね。
意識をしっかり持って、
自分軸を立てて一歩一歩、
踏みしめて参りましょう。
迷いや恐れ、混乱がある方は、
後回しにしたり逃げるのではなく、
早め早めにきちんと対峙すること。
ぐらつく自分でふらふらしているよりも、
少しでも早く、意識の使い方、
歩みの進め方を身に着けるように。
何だか最近は、ゆっくりじっくりよりも、
スピードを求められている感じがします。
これが風の時代の空気感なのか、
軽やかにキャッチして、直ちに行動！
というフットワークの軽さが
もの言う感じですね。
どんどん移り変わっていく状況に
即座に対応していかねばならない
世界になっているようです。
おちおちうかうかしてられないんですね。
だから、元々超のんびりおっとりな私も、
せっ突かれるように行動せよ！と
呼びかけています。
風の時代って、もっとふわっとした
軽やかさなのかと思っていたら、
案外、鋭く忍者のように
駆け抜けていくような印象です。
あくまで、現時点での個人的感覚ですが。
こういう流れの中にあって、
何か問題点や不都合が見つかった場合、
直ちに対処しないと、それが即座に
次の展開に影響するんですね。
もたもたしているほど、
どんどん後れを取っていく、
みたいな感覚です。
かといって、
焦って浮足立ったままジタバタせよ、
というわけではありません。
しっかり地に足つけて
適切に対処できる意識状態が
必須なのです。
ここまで、ワークで内観をそこそこ
実践してこられた方は幸いです。
何も知らぬまま、無防備にこの濁流
のような流れに突入していくより、
どれだけ心強いでしょう。
今までどのように
自分に向き合ってきたかが
試される局面ですね。
ここから学ばれる方は、
これまでよりも、何倍も解放、統合の
速度も上がっていくでしょう。
もう変化していく準備はできている！
と思う方は、どんどん取り組んで
みてください。
今は、光もこれまでよりもずっと
強くなっているけれど、
混乱も非常に大きい時代です。
何よりも、本質を見るように。
表面的にきらびやかでよさ気に見える
ものに、どれだけ本質の確かさがあるか、
よくよく「観察」することです。
文字通り、観じ、察するわけですね。
ということはつまり、そういう感覚が
開いていないといけないわけです。
観じ、察することは、
マインドの信念ですること
ではないですよ。
自分自身の感覚を信じられずに、
マインドに逃げる人は多いですが、
逃げずに、ご自身の感覚を通して
世界を知ることに、きちんと
対峙なさってください。
自分の感覚を信じられないということは、
すなわち、自分自身を信じていない
ということでもあり、それは必ず、
不健全な依存に繋がります。
自分の感覚や、自身を信じていない人は、
己の選択の結果から逃げている人です。
自分で決めて実行したことの結果が
失敗だった、うまく行かなかった、
間違ったと思ったのなら、
その結果を引き受けて総括し、
そこから何かを受け取らねばなりません。
それをしていないから、
いつまでも失敗や過ちのまま、
自分を疑い続けるのです。
この状態で、いかに自分の力を
発揮できるでしょうか。
願いを口先だけの空虚な絵空事に
しないよう、堅実な積み重ねを
着実にしていきましょう。
風の時代にも、土台は大事です。