絶望を越えて

様々な方のセッションをしていて
しばしば出てくるのが、
絶望することへの恐れです。

人は、何としても絶望することを
避けようと、あらゆる試みをしますね。

たとえば、
事実を認めない。なかったことにする。
自分の気持ちをはぐらかす。すり替える。
心理的に時間を止めて、固まる。
正気を失い、狂気に訳が分からなくする。
などなど。

人は絶望すると、すべてが終わりだと
思っていたりしますが、
実際それは正しいでしょうか?

絶望した後も、何だかんだ言って、
人生は続いていくのではないでしょうか。

ただ、思っていたような人生が終わる、
という意味では、それは正しいのかも
しれません。

それまでの人生がもうどうにもならなくなって、
八方手を尽くしても終わるしかないのであれば、
終わればいいと思います。

それが人生から差し出された道ならば、
それを行くしかありません。

けれど、
それがすべての終わりだと思いたい人は、
人生が差し出した道を受け取ることを
拒絶しているのだと思います。

自分が思った通りでないと嫌だ!
それ以外は絶対に受け取らない!
という、強烈な意志によって、
人生を止めるのです。

そうして、不調和を起こしたまま、
心はそこで時間を止めて、
身動きが取れなくなります。

その状態で肉体に留まる人は、
生ける屍のように、現実を受け入れる
ことができず、乖離した状態で
その後の人生を送ることになります。

中には、肉体を去る人あるかもしれません。

セッションをしていると、
しばしば絶望したまま肉体を去った
魂の記憶が出てくる方もありますが、

結局、固まったままのその気持ち、
人生の流れは、いずれかの時に
再び流れることを求めて、
戻ってくることになります。

絶望も、絶望として深く受け止め、
生きたらいい。

そして、人生に起こることを、
在るがままに生きてみることです。

すると、何かが次にやってきます。

一つ一つ、それを受け取りながら、
導かれるままに歩みを進めていくと、
かつての人生では気づかなかった、
もっと素晴らしい何かに、
いずれ辿り着くでしょう。

それは、人生があなたに
受け取らせたかったもの、
気付かせたかった何かなのです。

だから、あなたはそのとき、
絶望する必要があったのでしょう。

確かにそれは辛いことだけれど、
深く呼吸をして、自分の人生を信じて、
もっと大きな、自分を運ぶ力に
意識を向けてみることです。

厚く鎧った殻を破って、
あなたはもっと、自由になる。

人生最悪の酷いことの奥にある、
最も深い愛の意図に気付くように。

謙虚に、祈り求めながら、
自分自身の内なる神と
対話することです。

自分の人生に起こる神秘を通して、
あなたは宇宙の叡智に繋がります。

それは、愛そのもの。

信仰にも色々あるけれど、
私の考える信仰は、
この愛に触れること。
そして、それを生きること。

だから、絶望も、
愛の一つの現われなんですね。

怒りも憎しみも嫉妬もそうです。

すべては一つのものの一部であり、
それだけを取って善悪を語ることは
できません。

辛すぎるときは、
大きく深く息をして、
命の本質に意識を向けてみてください。

サポートが必要な方は、
セッション受けてみてね。

関連記事

お知らせ

●満月のオンライン瞑想会
2025年
1月14日(火)19:00~22:00
2月12日(水)19:00~22:00
3月14日(金)19:00~22:00
・・・
●年末は12月30日まで、年始は1月4日から営業いたします。
・・・
●2024年10月から開始されるレプリコンワクチンを接種された方は、対面、遠隔、無料遠隔ヒーリングをお受けいただくことはできません
・・・
●もしこちらの新サイトのブログが更新されてなかったら、 以下のミラーサイトをご確認ください。
・・・
アメブロ
https://ameblo.jp/25258pkou/entry-12734758809.html
・・・
gooブログ
https://blog.goo.ne.jp/25258pkou

最近の記事

  1. 丹田の芸術

  2. 良心と愛、自身の深奥の真実から動く

  3. 探求者

  4. 第739弾 無料遠隔ヒーリング

  5. 自身が生きる世界を自分が創っていくという意識

カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
TOP