子供のころ、
私には何か、大切な使命がある、
と思っていました。
それが何かはわからないけれど、
大人になったら、絶対にそれを
果たさなければいけない、と、
中学の卒業文集に書いていました。
よくある中二病と言えば
そうだったかもしれません。
あれからウン十年経って、
いい大人になり、社会の荒波に揉まれ、
挫折したり心身を病んだり、
色々あったけれど、
コロナ禍を経て世界は大きく変わり、
当時からは想像もできない世界に
今はなっています。
あの当時思っていた確かなものは
儚く脆く崩れ去り、いかがわしさを
あらわにしています。
多くの人は先の見えない世相に、
多かれ少なかれ不安を抱きつつ
日々を暮らしていると思います。
そんな中、
これはあくまで個人的感覚なのですが、
何か見えないところからぐっと
圧をかけられているような
感じがするのです。
と言ってもそれはネガティブな意味での
抑圧の感じはなくて、何か責任ある役割を
期待をもって任されるような、
そしてそれを私自身も深いところで
わかっているような感覚なのです。
今の段階では、殊更に焦ったり
使命感に燃えているとかいうことはなく、
ただ自然に、肚にぐっと力がこもって
それを受け止めている感じです。
先日も書いたように、
今年私に起こったこと、
繋がったご縁は、私の器以上のもの
であるような気がしていて、
つい最近になって、その重大さに
ようやく少し気が付いてきた
という感じです。
最初は、気楽に趣味程度に何か
学べればいいかな、くらいにしか
思っていなかったのに、
足を踏み込んでみたら
そんなものでは到底なく、
秘伝、口伝のオンパレードで
ついていくのに必死でした。
最初の自分の心構えがそんなでしたので、
ワタワタとして迷いもありブレまくり
でしたが、
ここにきて、肚を括って受け取る、
と覚悟を決めたところから、
その背後にあるエネルギーが
どっと流れ込んできて、
そのあまりの大きさに、
これはうかうかしていられない、
文字通り、死に物狂いで
力を振り絞らなければ、
とても太刀打ちできない、
と思いました。
ほんの少し前まで、
自分には合わなかったんだろうか、
絶対無理だ、ダメだったら
他の道もあるし、とか、
逃げることばかり考えていました。
でも、事は私が認識していたような、
簡単なものではなかったのでした。
私は既に、知らぬ間に
約束の時、約束の場所に
来てしまっていたようなのでした。
力をここで、出し惜しみしている
場合ではないのです。
全力を出し切ったところから
さらに振り絞っていかないと、
間に合わない。
そんな感覚があります。
長いこと自分を抑圧し、誤魔化し、
どうにか収めてきた癖が、
なかなか抜けず、
どうやって本気を出したら良いのかすら
忘れてしまっているようです。
ボチボチ、魂の古い記憶も
呼び起こしていかねばなりませんね。
各界の様々な方が、様々な活動を通して
多くの人々に呼び掛け、鼓舞し、
新しい時代を作っていくような
働きかけをされています。
彼らの働きによって、以前より
随分とそうした事々も知られるように
なってきましたが、まだまだ入り口です。
一人一人が、自分自身の力に気付き、
最大限に輝いていくように。
ここが本番と魂に響くものをお持ちの
心ある皆々様、奮って参りましょう。