明日17日（木）19時～
毎月恒例の満月のオンライン瞑想会を
行います。
ドタ参加も大歓迎！
ご興味ある方は、ぜひどうぞ。
⇒満月のオンライン瞑想会
さて。
日々セッションで様々なご相談を
お受けする中で、親子関係で悩む方は
すごく多いですね。
年代的に、サロンに見える方は、
親世代と、自分の子供の間に挟まれて、
両方との関係性に葛藤される方も
少なくありません。
親子関係に限らず、どのような
関係性にも言えることですが、
どれほど絶望的なまでに絡み合い、
混乱して修復不可能に見える
関係性でも、まず取り組むべきは、
自分自身の感情の責任を取ることです。
相手がどうこうというよりは、
まずそこなんですね。
その土台を確立したうえでこそ、
見えてくるもの、出来ることが
あります。
起こってくる問題と見える出来事は、
結局のところみな、自分自身の在り様に
気付かせ、軌道修正をするための
お知らせなのです。
そういう観点から苦しい関係性を
見るならば、問うべきは、
自分はここから何に気付き、
改めれば良いのか、です。
しばしば非常に厳しい親子関係では、
互いに相手の在り様を批判し、憎み、
反発し合います。
けれども、いつも私が
ワークでお伝えしているように、
その相手は、鏡に映った自分自身の姿
なのです。
そのように言うと、
あまりに相手を憎みすぎていて
あり得ない、考えられない、
自分は絶対にあんな風ではない！
と否定されることが多いのですが、
けれど、あるポイントをつかんで
よ～く読み解いていくと、自分の中に
憎んでいたまさにその在り様と
全く同じ要素が見えてくるのです。
あまりに分離の壁が厚く、
思い込みが強すぎるとなかなか
見えてこない景色ではありますが、
そこに気付くと、本当に一瞬で
何十年の憎悪が霧消してしまう
なんてことも起こります。
あ！！！！という気付きのスパークが
ものすごい勢いでその人の意識構造を
変容させてしまうんですね。
これは、頭で考えてしまうと
起こりません。
わかったつもりになって、
そういうことなのか、と納得するのとは
違うんですね。
ワークをしていて、せっかく気付きが
起こったのに、途中で頭の納得に
切り替わってしまう人がいるのですが、
そうすると、変容も中途半端になります。
それはともかく。
様々な親子関係をはじめ、人間関係を
見てきて思うのは、キツイ関係性ほど、
その人が気付かなければいけない
ものすごく大きなものごとの捉え方の
歪みがある、ということです。
気付かなければいけないのにもかかわらず、
積年の心の痛みから、相手を見て
自分の歪みを認めるには抵抗が大きい
というのが難しいところですね。
そこを越えていくのが、ひとつの
魂の試練と言えるかもしれません。
これまでも何度か書いたことが
あるのですが、基本、家族関係に
現れるテーマと言うのはしばしば
いわゆる過去世で何度もチャレンジして
逃げたり失敗してきて、今生では
絶対にクリアしたいと強く願ったことが
そこに設定されるという傾向があります。
パートナーとか仕事先とかだと、
職場を辞したり関係性を解消してしまえば
他人になれますが、肉親と言うのは
そうはいきませんからね。
如何に絶縁したとしても、
この親から生まれた、この子の親である
というのは変えようもない宿命なのです。
だからこそ、
絶対に逃げられない縁のところに
絶対に逃げたくないテーマを設定する
わけです。
そして、先祖を辿ってみれば、
同じようなテーマが繰り返されていることも
よくあって、その場合は、先祖の願いが
今、あなたに託されているとも読み取れます。
つまり、あなたの取り組みは
あなた一人のものではなく、
大勢の先祖が果たせなかった悲願を、
先祖とともに四苦八苦しながら
果たそうともがいているところなのです。
志を果たして いつの日にか帰らん
山は青きふるさと 水は清きふるさと
さて、あなたはこの人生を終えるとき、
いかなる思いでこの世を去るでしょうか。
必ず来るその日のために。