7月も今日で最終日、
いやはや、容赦ない暑さで
バテバテの方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
部屋の中にいても、
窓から差し込む陽射しが
意外と堪えるなと思った
今日この頃であります。
年のせいなのか、それとも、
陽射しに含まれるエネルギーが
昔とは違ってきているせいなのか、
いずれにせよ、こんなときは
無理せず、ボチボチ行きましょうね。
頭もうまく回らんので、
今日は我が家で育てている真菰の話など
してみようと思います。
以前から、Facebookでつながってる
お友達が真菰を育てていて、
浄化力が強く、日本では古来より
大切にされてきた植物だということで
興味がありました。
何でも、伊勢神宮のしめ縄は麻だけれど、
出雲大社のしめ縄は真菰なんだそうで、
麻も真菰も、日本文化の大切な部分を
担っている植物なんですね。
実際、精麻と真菰を触ってみると、
全然エネルギーの質は違っていて、
別々のスペクトルのエネルギーを
持っているな、と感じます。
麻は自宅で栽培はできないですけれど
(ヤバいですね。笑)、真菰は誰でも
栽培できるので、苗を取り寄せて
育ててみることにしました。
この真菰、色々種類があるようで、
中華料理なんかで出てくるマコモダケ
ができる真菰と、マコモダケのできない
原種があるそうです。
もっと品種があるのかどうか、
その辺はよく知らないのですが、
我が家に取り寄せた真菰は、
マコモダケの取れる方の真菰ちゃんです。
確か今年の3月くらいに取り寄せて、
根っこだけの株で5つくらい届いたのですが、
それをバケツに植えて4カ月。
青々とした葉が茂り、パンパンに
バケツ一杯に根が張るまでになりました。
そこで先日、2回に分けて株分けしたのですが、
まぁそれが大変で大変で、1回で5株は
できませんでした。
何が大変かというと、根っこが絡み合って
容易に分けられないので、ブチブチ
根を切りながら、力業で引きはがして
わけるんですね。
もうヘロヘロになりました(^^;
で、5株が10株になり、
植え替えて1週間くらいでのびのびと
新しい芽が伸びてきました。
稲と同じで、水田のような湿地に
生えるので、水を切らさないようにすれば、
雑草のようにすごい生命力で繁殖
していきます。
先日のお盆(新盆)のときには、
我が家で育てた真菰ちゃんで、
精霊馬と仏壇の敷物を作って
お供えしました。
買ってきたものではなく、
自分で育て、自分で作ったものを
お供えできたので、嬉しかったですね。
その他の使い道としては、
折れたり先っぽが黄色くなった葉っぱを
刈って集めて干しておいて、
日本手拭いで塗った袋に詰めて
枕も作ってみました。
畳のようなすご~く良い香りがして、
癒されます(^^)
あとは、まだやってないですが、
青い葉っぱを刈ってお茶にする
というのもあります。
普通にネットで買えますが、
そこそこお値段しますので、
いつでもベランダで収穫して
お茶にできるのは良いですね。
枕作りが一段落したら、
今度はゴザみたいなシーツを
作りたいな~と思ってます。
夏が過ぎる前にできるかな。。。
それにしても、
たった4カ月でこの殖え方、
なんか空恐ろしいものがありますが、
もうちょっと殖えたら
サロンにお越しの方でご希望の方が
いらしたら、株をお分けしようかと
考えてますので、どうぞお声掛けください。
まだちょっと先の話ですけれど。
というわけで、
我が家の真菰ちゃんのお話でした。